1997年に社会情報学科が開設されて10年を超えました。この10年余で社会情報学科が目指してきたこと,そして,この10年余の経験の積み重ねによって明らかになってきたことをまとめると,社会情報学科は,次のような特徴をもった学科といえます。
理大の中にある文系・情報系学科
岡山理科大学は理工系の大学なので,文系の人は進路の対象にしていなかったかもしれません。しかし,社会情報学科は,この理工系の学問がもっているさまざまなツール(特に,コンピュータなどの情報機器)を駆使しながら,経営・経済・法政(法律・政策)・社会・歴史・文化などの文系領域に迫る「文系・情報系学科」なのです。そして,将来,「情報に強いビジネスパーソン」として,社会に出て活躍できる力を身につけていきます。
社会情報学科が求める人材は,次のような人たちです。
- 文系、理系を問いません。「社会」に興味をもっている人。
- 公務員を目指す人,あるいは企業等の総務・経営・営業等の分野で活躍を目指す人。
- 情報処理・管理スペシャリスト,あるいは組織における情報管理スペシャリストを目指す人。
- 何事にもチャレンジする精神をもっている人。
実際の授業内容については,カリキュラムのページを見てもらうとわかりますが,普通科文系だけでなく,普通科理系や情報科,商業科(商業高校)の進学先として十分に適した授業内容になっています。
先輩たちに,社会情報学科を選んだ理由を聞いてみると,「数学はできない(嫌いだ)けど,情報をしたい」,「文系だけど,コンピュータの知識・技能を習得したい」,「理系出身だけど,文系領域に興味がある」,「考古学,歴史,環境,経済などの文系領域を極めたい」,「社会に役立つ教養をつけて,よい就職を目指したい」などの声が返ってきます。情報系の知識・技能に関しては,高校までの学力に関係なく,社会情報学科できちんと基礎力をつけることができます。そして,その上で,多彩な専門分野からいくつかを専攻し,社会に役立つ力を身につけていく,そういう学科が社会情報学科なのです。
学生教育に重点を置いた教育を実施
社会情報学科の教育の特徴をあげてみましょう。
- 3年次から卒業研究のためのゼミナールを開始。全員に行き届いた指導を実施。
- 入学定員70名に対して専任教員15名を配置。きめ細かい少人数教育が実現。
- 多彩な専門分野が,入学後の進路決定の可能性を広げる。
- ゆとりある時間を,余暇や資格取得に活用
就職に強い
高い就職内定率,進学率を保ち,進路決定で安心。その実績は,「就職事情」
や「先輩のことば」で確かめてください。
さあ,みなさん,理大の恵まれた環境の中にある文系・情報系学科で,ぜひ一緒に学びましょう。
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