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キャンパスライフ

2017/05/19

3,4年生を対象に「類人猿分類セミナー研修」が開催されました。

2017年5月16日(火)、エブリィホーミイグループの土居さんを講師に迎えて、社会情報学科3年生と4年生が「類人猿分類セミナー」を経験しました。

我々はさまざまな場面で、他人とコミュニケーションをとり、その大切さを日々実感することがあります。自分と他人とは違うと頭で理解していても、意見が対立するときには、なぜ自分とは意見が違うのか、なぜ自分を理解してくれないのか、と腹を立てることはないですか?

「自分と他人は違う」がもっと分かれば、コミュニケーションはより円滑に進む、と土居さんは言います。これを学生たちに実感してもらい、他人とのコミュニケーションを向上させてもらうため、「人の力」をキーワードにさまざまなグループワークに取り組みました。

はじめは緊張気味の学生たち。我々人類はその行動の特徴により、大型類人猿であるゴリラタイプ、オラウータンタイプ、チンパンジータイプそしてボノボタイプに分かれるそう。学生たちは自らの自己申告によって、ゴリラ、オラウータン、チンパンジーそしてボノボの4タイプに分かれて座ります。ただ、この自己申告は6〜7割しか合っていないとのこと。自分自身の特徴を正確に知ることは難しいですね。

楽しいグループワークの後、「就職活動の目的について」や「(未来を豊かにするために)就職活動で何をすべきか」という難しい問いを投げかけられた学生たち。各テーブルではこれについて真剣に話し合いを行いました。土居さんによると「自らの未来(人生)を豊かにする=幸せに時間を過ごす」ために、「情報収集と経験を積む」ことが大切だとのこと。あえて慣れないことを経験し(例えば、利き手が右手の人が左手で歯磨き)刺激を与え続けることで、経験が積み増され成功体験を増やすことができ、幸せに近づく、と人生の先輩である土居さんは学生たちに説きます。

セミナー終了後の感想を聞いてみると、自分の特徴を知ることができたとスッキリ面持ちで語る学生たち。さっそく、夕食を食べながら家族を大型類人猿の4パターンに分類して盛り上がった学生も。この経験が今後の人間関係にうまくつながることを期待したいと思います。

文・写真:三原裕子

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