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カリキュラム(2007-2010年度) 専門科目 講義目標

  • 年次配当と簡単な講義内容は,こちらをご覧ください。

更新 2010/05/09



授業科目

講義目標











情報数学 1前 コンピュータやプログラミングといった情報と大学の数学と学ぶ上で必要となる数学の基礎を学習する。数学やコンピュータの理解を深めるために,数学の英語表現も学習する。また,適宜,演習を行い,計算力を養成する。
電子計算機 1前 情報社会において必要とされるコンピュータに関して,主にハードウェアの機能と役割,動作原理の基礎知識を学ぶ。また,ハードウェアを動かすオペレーティングシステムがどのように働いているか学習する。さらに,最新のパソコンに関する知識も学ぶ。
情報科学 1後 情報および情報処理の基本事項や基礎理論を学び,さらに進んだ知識の修得に必要な情報科学の基礎力を身につける。
情報システム 2前 情報システムの概要と設計に関する知識を習得するために,情報システムの概要,情報システムの設計,システムテスト,情報システムの保守管理について学習する。具体的には,クライアントサーバシステムなどのシステム構成技術,システムの性能と信頼性および安全性,システム開発の言語とテスト技法,ソフトウェア開発の手法,情報の標準化などを扱う。
情報と職業 2後 情報化社会の進展,特に,情報のデジタル化と通信ネットワークの発展によってもたらされた,新しい職種・サービスの台頭,既存の業務形態の変化,SOHOなどの新しいオフィス形態の出現,人材育成の変化,これらにともなう職業観と勤労観の変化と今後のあり方など,情報と職業に関する考察を行うことを目的とする。また,業務にかかわるセキュリティや知的所有権,個人情報保護との関係から職業倫理についても理解を深めていく。
情報リテラシー 1前 文書処理,表計算,プレゼンテーションなど各アプリケーションソフトウェアの基本操作を実習しながら,それらのソフトを総合的に活用した文書表現やデータの視覚的表現,プレゼンテーションの能力を養う。
応用情報リテラシー 1後 これまで身につけた情報リテラシーを活用する場面として,プレゼンテーションを取り上げ,情報収集から分析・加工,マルチメディアの活用を含む発表資料作成まで,その知識と技術をコンピュータ実習により習得させる。各種の業務におけるコミュニケーションの必要性を基に,プレゼンテーションの重要性とそのあり方を講述した後,企画,データ収集,分析と加工,まとめ上げ,情報発信の各過程における具体的な理論と技術を講述する。これらの中で,音・音声,画像・映像などのマルチメディアも扱い,アニメーションも含むマルチメディアの利用方法と各種のマルチメディアソフトの使い方に習熟させる。以上をもとに,レポートタイプ,Webタイプ,発表タイプそれぞれのプレゼンテーションを体験させ,最終的には,提示資料を活用した発表を実際に行わせることにより,総合的なプレゼンテーション能力を養う。
プログラミング基礎 2前 基本的な処理をアルゴリズムの形で表現させること,そして,そのアルゴリズムをコンピュータ言語によって記述しコンピュータ上で実行させるための方法を学習する。具体的には,C言語によるプログラミング実習を行う。データの入出力と簡単な四則演算,配列を使ったデータの格納方法,プログラムを作成するうえで基礎となる制御文(条件判断や分岐,反復)を記述するための文法を学習する。そして,初等的な計算処理に関するアルゴリズムとそれを実現するためのCのプログラムを記述するための技術を演習で習得する。
応用プログラミング 2後 C言語によるプログラムの入門科目である「プログラムミング基礎」の上級編として,より実践的なプログラムミング技術を習得することを目標とする。「プログラミング基礎」の復習としての“条件判断”や“繰返し”,“配列”に続き,C特有のポインタ,関数,構造体などを学習し,より実践的なCによるプログラムを書くことができるようにする。さらに,応用ではファイル入出力とメモリ制御を含むテーマ性のあるプログラム作成を行う
コミュニケーション 1前 情報社会におけるコミュニケーションのあり方について理解するとともに,コミュニケーションの目的に応じた情報通信ネットワークやメディアの効果的な活用方法を学び ,その問題点も明らかにしていく。
情報メディア 1後 「情報」を伝えるものがメディアである。新聞,雑誌の言語(活字)から始まり,映画,写真などの映像,放送の電信,電信と映像が加わったテレビ,さらにインターネットなどまで多様化してきているのが現在である。このようなマルチメディアの進展とともに ,いくつかの問題も出始めている。講義では,流れを中心に現状と課題を探る。
ネットワーク入門 2前 コンピュータネットワークについて,その原理や機構を学ぶ。具体的には,ネットワークの基本であるプロトコルの階層構造と各レイヤーの役割,インターネット通信プロトコルであるTCP/IPなどパソコンで実装されているハードウエアとソフトウエア技術について理解した後,代表的なインターネットサービスについて学習する。さらに,情報セキュリティー技術やネットワークで実装されているルーティング技術の基礎的な事項について学習する。本講義では随時実習を行い,より実践的な知識と技術の習得を目指す。
システム管理 2前 システム開発や運営・管理などのシステム管理をおこなう際に要求される知識を幅広く学習する。さらに,ファイル管理に関わるソフトウエアやデータベース,コンピュータネットワーク技術などについても学習する。システム管理に関して,情報システムやEUCにおけるシステム設計と要求分析,各種設計手法,工程管理や品質管理などの開発管理手法,さらにシステム運用と管理の理論,ファイル管理について理解を深める。次に,OSや応用ソフトエアの種類と特徴,ソフトウエアの開発環境について学ぶ。また,ファイル管理とかかわってデータベースの応用やコンピュータネットワークについても触れる。
データベース 2後 データファイルとデータベースについて概観したあと,データベースモデルの種類とその技術について学ぶ。特に,データベースの構築においてはリレーショナルモデルを取り上げ,そのモデルで重要な正規化とデータベース言語SQLの記述方法について,データベースソフトの実習を通して習得していく。またその実習においては,統計データベースを対象にし,ACCESSを用いて情報検索や情報管理の実際,データベースの制御・管理における具体的技術も体得していく。
ビジネス実務演習 3後 ビジネス実務の実際を想定した参加型の演習により,ビジネス実務の実践力をつけ,適切な状況判断能力・行動力を養うことを目標とする。
社会情報入門 1前 「社会」,「調査」,「研究」をキーワードに,社会情報研究と して典型的な学問分野と実践的な事例を取り上げ,本学科における学習・研究を広く見通すことを目標にした社会情報の入門講義 を行う。最初に,典型的な学問分野を「経営・経済」,「法政・社会」,「歴史・文化」の3つでくくり,それぞれにおいて社会 情報とは何かを講述する。続いて,それらの知識の上に,情報技術が社会に活かされている具体的な事例として「社会調査」を取 り上げ,社会調査によって資料やデータを収集し,分析しうる形にまで整理していく具体的な方法を解説する。これらを通じて, 社会情報研究の在り方を学んでいく。
データ解析基礎 1前 社会調査あるいは調査報告で得られたデータから有用な情報を抽出し処理するために必要となる統計的手法を身につけるとともに,統計データの読み方や統計的仮説の検証方法,回帰による予測に関する基礎を学習する。内容的には,データの集計方法としての度数分布表の作成法と読み方,グラフの読み方,平均値,分散などの基本統計量の算出と読み取りなど記述統計の基礎を学んだのち,質的データに対するクロス集計表の作成とその解釈について学習する。また,相関係数の読み方と擬似相関の存在,因果関係と相関関係の違いについても言及する。さらに,回帰による予測や統計的仮説の検証法としてのいくつかの検定法についても学習する。
社会調査法 1後 社会調査の意義,歴史,類型,調査倫理,官庁統計をはじめとする各種調査の実際やマーケティングなどでの利用事例などを社会調査全般にわたって学習する。その後,資料やデータの収集から分析までの諸過程に関する基礎的事項に触れ,標本調査の考え方を基に,データの要約と関係の把握や推定・検定などの基礎的なデータ処理の方法について学習する。
データ解析システム 2前 情報処理の実際として,確率論をベースとした統計的データ分析をとりあげる。具体的には,調査結果の分析を意識し,実データを利用して,既習の1変量データと2変量データの分析(データの視覚化と数量化)から始め,確率論の基礎を確認した後,シミュレーションをまじえた確率分布とサンプリングされたデータの扱いとして推定・検定(平均や比率の差の検定,適合度検定,独立性検定)について学ぶ。すべての学習には,統計解析パッケージを活用し,その利用手順と出力の解釈を通して,情報処理の実際について体験していく。
行動計量学 2後 既習の統計関係の講義を基礎として,多変量のデータ解析手法についての入門的内容を概説する。扱う手法としては,回帰診断を含めた重回帰分析,主成分分析,クラスター分析,数量化法等などの多変量統計手法の基礎である。これらの手法ごとに,実データへ適用した事例を通して理論を講述し,同種のデータへ学んだ手法を適用することを繰り返し,社会情報に関するデータ処理に各手法を適用できる力をつけることをめざす。演習では,統計解析パッケージを利用した実習を行う。
社会調査実習 3前 社会調査に関する一連の学習を基に,実際にアンケート調査を企画・実施し,調査票による社会調査の全過程を体験的に学習する。
























現代の経営 1前 現代経済の中で重要な役割を担っている企業の成り立ち・仕組み・機能等を理解し,組織及び経営についての基礎知識を得る。具体的には,企業の沿革・諸形態についての理解をふまえ ,企業システム及び企業管理制度の到達点を明らかにする。さらに,企業類型ごとの特徴を整理しながら,国際化・情報化が進むもとで現代の経営にとっての課題について考える。
ビジネス情報 1後 競争的システムとしてのビジネスの世界で求められる実務内容と能力の内容を概説し,実社会で必要な能力・ビジネススキルを学習する。具体的には,情報化時代のビジネスについて理論的・技術的に解説し ,企業組織とともにその内容がどのように展開してきたかを論じる。さらに,企業活動のフェーズごとに求められる実務内容とビジネスの現場で能力について理解する。
経営情報 2前 経営環境の変化に迅速に対応するため,企業では種々の情報化が行われ,問題解決に利用されてきた。本講義では,経営における典型的な最適化問題を提示し,数理的手法によって解決する方法論について解説するとともに ,実習を通じて,これらを情報通信ネットワーク上で構築し活用するための知識や技術を習得させる。
市場行動 2前 消費市場における行動原理及び諸々の構造的変化の内容を理解し,情報革命によって消費者対企業関係の新たな構築が求められていることについて論じる。
経営戦略 2後 企業経営の重要な柱であるマーケティングの基礎理論を中心に学習し,ビジネス戦略の構築にあたって重視すべき実務内容の考察に反映させる。
経営情報分析 3前 企業活動に関する情報を分析する手法を使い、経営戦略、マーケティング戦略に通じる経営情報分析手法の基本的な考え方を理解する。経営分析を行った後、経営戦略、マーケティング戦略の構築シミュレーションを行い、プレゼンテーションも経験する。また、経営情報を取り扱う上で重要となる顧客データベースの基礎についても講義を行い、実践対応力の向上を目指していく。
経営システム 3後 企業経営におけるコンピュータ利用について理解することを目標として,情報システムおよび情報通信技術のビジネス応用を解説する。経営における情報システムの必要性 ,役割と機能,特性について理解するとともに,企業の競争力を高めるための戦略的な情報システム利用を事例によって分析する。また,最新のインターネットの利用動向についても解説する。
流通ビジネス 1後 コンビニやスーパーなどは生き残りをかけて,新しいサービスを次々に展開している。流通ビジネスでは,これまでの流通産業の動向をトピックで捉えること,利益が出る仕組み,企業間の競争や協力がおこる仕組みなどについても実習を交えながら検討していく。
金融システム 3前 現在、経済の中で金融の占める役割はますます大きくなってきている。日本経済を真に理解するためには、金融に関するさまざまな知識が不可欠となっている。金融の分野は他に比して現実との関わりが強い分野であり、金融の果たしている役割を的確に理解するためには、経済のグローバル化の進展や情報・通信技術の飛躍的革新等変化の著しい金融システムについての正確な知識が不可欠である。 本講義はこうした点を踏まえ、現実の金融問題を現実ベースに合わせて説明していきたい。さらに、現場で「今、何が起こっているか」を念頭に置き、不良債権問題、金融制度改革の進捗状況等、具体的なトピックも取りあげる。
ファイナンス 3後 「ファイナンス」では、「金融システム」で学んだ基礎理論を踏まえ、岡山県信用保証協会が実際に行ってきた中小企業の資金調達の事例研究を通じて、企業のファイナンス戦略を理論的に分析し、実務的なファイナンスに関する分析能力を養成していく。また、主要なファイナンス理論をもとに、企業の資金調達が実際にどのように行われているのかを分析検証する。 講義を通して、企業の投資意思決定に関する一連のメカニズムを検討することによって、企業価値の最大化をめざすファイナンスの基本的な考え方に関する理解を深めるとともに、企業の経済的実態の推定に焦点を当てた企業価値評価の理論と実践を習得することにある。
経済原論 1前 現代の経済現象の理論的基礎を理解し,経済学的なものの見 方・考え方を習得する。
国際経済論 1後 国際経済関係の基本構造を理解し,国際間の経済問題の本質 を理解するために必要な諸概念について習得する。
ミクロ経済解析 2前 経済原論で獲得した、ミクロ経済学に関する初歩的・基本的知見をふまえて、アドバンスな内容について理解を深める。さらに、応用領域として、「産業連関分析」についても基本的な仕組みと利用法を習得する。
マクロ経済解析 2後 経済・経営における現象を数理モデルによって考察することを目指し,数量分析の初歩的知識を習得する。主として,統計学の方法によって数理モデルの検証を行う手法および将来の予測について解説する。講義では ,理論の解説だけでなくビジネスにおける具体的な適用例を取り上げる。
地域経済分析 3前 高度情報社会の到来は,身近な生活や地域社会に対してさまざまなインパクトを与えている。「情報の産業化」という視点から,こんにちの情報化が社会のマクロなレベルにどのような構造変化をもたらしているのかを考察する。
経済情報化論 3後 産業情報化の進展による産業構成の変化・企業システムの変容等の内容について理解し,グローバルな情報化に対応するローカルレベルの展望を獲得する。
社会情報実習α 2後 社会調査に関する専門的知識を修得し、調査を適切に設計・実行できる能力を獲得するため、社会調査の全過程を体験的に学習する。










社会学 1前 現代社会の仕組みを,ミクロの視点,ナショナルな視点,そしてグローバルな視点から見ることができるようにする。また偏見にとらわれず様々な不平等や差別をなくすような取り組みの可能性を模索する力を養う。
情報と社会 1後 高度情報化社会が抱える「功」と「罪」を明確にすることを念頭におき,情報化や情報技術が個人や社会に及ぼしている影響,情報社会が目指しているもの,そこにおける正しいモラルなどの考察を通じて ,情報と社会に関する基本的な知識の習得と広い視野を養うことを目的とする。
ジャーナリズム論 3前 「情報」を伝えるメディアについて、「情報メディア」で、新聞、放送、雑誌、映画、広告、インターネット・通信などを、その歴史とともに学んでいる。「ジャーナリズム論」では情報メディアが持つ課題を中心に取り上げ、ジャーナリズムの持つ役割に踏み込んでみたい。
行政学 1後 行政活動についての具体的に事例を紹介しながら,身近な問題として行政の組織や活動が捉えられるようにすることを目標とする。
国,地方自治体の組織,活動及び機能に関する基礎的な知識を学ぶための講義である。地方自治の基礎理論を中心に,組織構造や公務員制度,財務,政策評価,民営化,住民と行政の関係等について学習する。
公共政策 2前 公共政策についての具体的な事例を紹介しながら、公共政策の概念を身につけられるようにすることを目標とする。特に、多様なセクターが共通の目的を目指して協力するガバナンス論に焦点を当て、国内外のパートナーシップ政策を理解する。また、ニューパブリックマネジメントや第三の道政策における民間化、民営化、NPOとの協働、その他の具体的手法を紹介し、パートナーシップ型の行政運営について理解する。
NPO論 2後 我が国では、1998年に成立したNPO法によって設立された数多くの組織が活動を開始しているが、これらのNPOは、社会の有力な担い手と考えられている。本講義では、NPOの定義、非営利関係法人の種類、NPOが実際にどのような経営資源をもとに活動しているのかを明らかにする。さらに、税制を初めとする非営利組織を取り巻く制度を紹介しながら、これらの組織が社会的にどのような役割を持ち、また、課題を持っているのかを諸外国(特にイギリス)の例と比較しながら理解することを目標とする。
一般行政演習 3後 今日における公共問題を取り巻く現状は複雑化し、中央、地方レベルともにその政策的なイノベーションが求められている。本講義では、公共政策を中心に、公務員制度、行政制度、環境政策、経済政策について、講義を行う。また、公共部門においても求められているマネジメント、マーケティング等の観点に関しても、具体的な現場における実態を交えた講義を行う。また、適宜ゲストスピーカーを交えた議論も行う予定である。
日本の近代化と環境 1後 明治時代から今日までの環境汚染,廃棄物問題,自然破壊などについて,日本の近代化とともに,どのように問題が発生したのか,それに対して日本の社会はどのように対応してきたのか ,また,今後,地域環境および地球環境の保全に日本および人類社会はどのように対処すべきか,などについて講義する。
環境管理 2前 大気汚染・水質汚濁・有害化学物質汚染などの環境汚染の現状および汚染の未然防止のための環境管理施策,地球環境に係るオゾン層破壊・地球温暖化・酸性雨・水資源問題などの諸問題とそれらに対処するための条約や多国間協力などの国際社会の対応の現状等について講義する。
環境政策 2後 国内的な環境問題や地球規模の環境問題について,環境と社会・経済との関係,環境基本法・循環型社会形成推進基本法などにより日本が社会・経済的にとっている環境政策の仕組み ,リオ宣言等により国際社会が目指している「持続可能な開発」と環境関連条約等について講義し,これからの人類社会の課題等を考える。
市民生活と法 1後 本講義は,はじめて法律を学ぶ諸君に法律学の概要を紹介し,基礎的な法知識を養うことが目的である。 法律を知ることにより大人の世界を知ることにもなるし,法を知らないといかに損であるかをも学びたい。
情報化と知的財産 2前 情報化時代(インターネット社会)において,制作者の権利としてどのような財産が保護されるのかを理解し,将来,知的財産を活用する学生のマナーと権利を理解することが目標である。特に,情報化によって知的財産のフリーライド(ただ乗り)を防止する施策から,重要事項を整理して解説する。
情報法 2後 新しい法秩序が形成されつつある現代の情報化時代(インターネット社会)において,既存の法律の解釈の限界と新規立法の必要性を把握することが目標である。特に,ITがもたらす社会的影響を功罪両面から,法律的問題を中心に解説する。
社会情報実習β 2後 本実習では、法政・社会に関係する様々な社会情報をテーマに、発信される情報の収集と整 理、情報から得られる社会的な動向の評価・把握、必要な社会的対応等、を体系的に学ぶ。










日本の歴史 1後 日本の歴史を,最近の考古学的な発掘調査で出土したモノ,遺跡,遺構などの資料から,そして従来の文献史料もまじえて,原始・古代~近世・近代・現代までの範囲で歴史上の事象を分析 ,再構築する。その過程で理解をより促進するためにコンピュータによる画像,OHV,OHP,DVDなどのソフト,ハードを使用して講義を展開することによって,将来専門分野で必要な日本の歴史に対する基礎的な知識を体得させる。
遺跡と遺物 2前 遺跡と遺物を通じて,古代社会における技術情報を分析し,地域集団の技術的伝統基盤と生活様式等を抽出し古代社会の集団の様態に関して講義を展開する。先史時代の県南 ,県北の地域において,過去人類が使用した石器などの道具を資料とし,時系列的系統性のなかで,社会集団の特性,推移・変遷の様相を論じる。
遺跡遺物情報解析 3前 講義科目の「遺跡と遺物」をより実践的に展開するために、演習形態でおこなう。当時の人類が製作した石器などの道具を資料とし、それに残された製作技術情報を如何に抽出し解釈、考究を進めていくのかについて演習形態でおこなう。
東アジアの歴史 1前 中国を含む東アジアは,世界でも人口が集中し,経済力なども大きく,今後の世界動向に大きな影響を与える。その力の源がどこにあるのか,歴史を振り返ることで探っていきたい。特に ,日本にも多大な影響を与えてきた中国の歴史を中心に考察する。
歴史学 2前 なぜ歴史を勉強するのか。自然科学主体の考え方になじんだ現代の我々にとっては答えることが難しい問題である。この問いを、歴史学の歴史を振り返りつつ、歴史とは何か、自然科学と歴史学の違いは何か、を考えることで探っていく。
歴史資料解析 2後 文字資料の読解は歴史研究を行う上で欠かせない基本である。わけても漢文は,前近代アジアにおいて,最も重要な文字資料である。古代の漢文資料を中心に,そこに書かれた文章から,どのように歴史を復元するかを研究する。
民俗学 2後 地域ごとに,年中行事,通過儀礼,芸能,社会組織さらには生活空間の構造などに見られる独特の伝統文化・風俗習慣がある。講義ではまず日本の民俗学の基礎を作った柳田国男と折口信夫の学説をとりあげ ,その後の発展を追っていく。次に大きな目で地域文化の区分を把握し,それぞれの特徴を具体的に見ていく。最後に東アジアの地域文化という視点で日本文化を捉え直す。
民族・民俗学演習 3前 まず民俗学および文化人類学の分野におけるフィールドワーク中心とする調査方法と,それらにより得られた資料の分析方法を学ぶ。次に,生活時間と生活空間に関する情報を基礎として ,儀礼,信仰,その他主要な生活文化など,対象に応じた調査と分析の方法を探り,地域生活文化の特徴を見出すための作業を覚えてもらう。
西洋史 1後 フランス革命からウイーン会議にいたる時期は,ヨーロッパ革命と戦争の時代であった。この変革の時代,激動の時代をナポレオン(1769-1821)の行動と思想を通して説明する。フランス革命およびナポレオンの戦争と帝国の歴史の学習を通して,学生諸君がヨーロッパ史の理解を深めるとともに,現代ヨーロッパへの関心を高めてくれることを目指す。
科学技術論 2前 現代社会の成立の原動力となった科学技術の歴史を学習することで,情報化の進展する21世紀の人と社会のあるべき姿を考える。
表象文化資料解析 3後 表象とは、知覚・体験・記憶した内容を再び心の内に表わす働き、それにより思い浮かべられる像をいう。表象よる意味の生成は現代の文化現象の基底をなしている。表象の代表は言語とイメージだが、これらがどのように表象のシステムとして機能するのか、またこの表象におけるさまざまな意味の成立や表象の関係を、特に記号論的な観点から理解する。記号は、その表現形態と意味を持つことで、表象作用の具体化に他ならない。講義では、多くの表象文化の現象としての記号分野を取り上げ、その形態と豊かな意味を、多彩な資料をもとにして、解析する。
言語文化論 2前 ここでは主として中世から現代にいたるまでのドイツ語 文章をとりあげ,ドイツ語およびドイツ文化に対する理解を深めることを目的とする。また,ドイツ語に限ること無 く ,言語と社会との関わりについても折りに触れて講じる。
言語文化情報解析 2後 グローバル化した現代の社会において「情報」は非常に 大きなウェイトを占めている。その「情報」の活用においてコンピュータは必要不可欠なものとなっている。このこ とから ,ここでは主として,コンピュータの援用により,異文化コミュニケーションにおける手段としての「言語情 報」に関する理解を深め,ひいては国際事情の理解につな げる。
世界地誌 1前 いま,われわれは多くの問題を抱え,激動の時代に生きている。グローバル化の時代である。しかし,その一方でローカルな視点も欠かせない。「世界の中の日本」という視点である。日本から世界の国々を考える。
地理学 1後 地理学とはどんな学問か,何を明らかにする学問か。地理学は地域問題と地域構造を明らかにし,地域政策を考える学問ではないだろうか。
この講義では「地域」を理解し ,「地域」のあり方を考える。
地理情報解析 3後 地球科学や生態学などの理科系のフィールド科学のみならず、考古学や文化人類学などは屋外における調査研究を伴う。このような研究対象は、地理的な属性が付加した各種の情報を取り扱う。このような地理的な情報を処理するためには、独自の考え方やデータの取り扱い方法が必要である。本講義では、このような地理情報の性質について理解し、GISを用いて地理情報を処理するための基本的な技術やシステムの構築方法、その応用について理解を深めることを目的とする。
社会情報実習γ 2後 言語文化・科学技術史・歴史・考古を学び研究するに際し、必要な基本的技術を、自ら実践することで習得することを目指す。
現代
アジア
講座
上級中国語 2前 中国の社会で通用する中国語を習得することを目的とする。また、「ことば」はその言語が使用されている社会の文化と不可分であり、それは日本と大きく違っていることが多い。そこで、現代中国の文化・習慣などの学習とともに行なう。
中国ビジネス事情 2後 日本との関係をますます深めつつある現在中国について,ビジネスの分野を中心に実際の姿を様々な角度から分析し,理解を深めることを目的とする.
海外(文化・語学)研修 3前 グローバル社会で活躍できる基礎的なスキルを習得する一助として、アジア各国のビジネス・行政等の現場を訪問し、現状認識を深める。
現代アジア理解 3後 アジアは自然,歴史,文化,経済などどれをとっても極めて多様であり,わが国との関係も深い。それにもかかわらず,われわれのアジアに対する理解は決して十分とはいえない。この講義では ,世界の中の現代アジア,なかでも「北東アジア」を理解し,われわれが進むべき道を考える。

社会情報研究I 3前 配属された指導教員の下で,各教員の専門分野について,各自が研究を行う。
社会情報研究II 3後 前期の「社会情報研究I」に引き続き,配属された指導教員の下で,各教員の専門分野について,各自が研究を行う。
卒業研究 4通 配属された指導教員の下で,各教員の専門分野について,各自が卒業研究の策定を行う。

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