2008.8.11


桃太郎に退治された鬼はここに住んでいた!

2008年7月6日(日)

岡山を代表する遺跡、鬼ノ城(キノジョウ)へ、今年度も遺跡見学に行きました。

鬼ノ城は、城壁が山の上をぐるっと2.8kmもめぐる朝鮮式山城で、7世紀ごろに造られたと考えられています。城から見える吉備津神社に、ここに住んでいた温羅(ウラ)と吉備津彦命が戦ったという伝説が残っていて、岡山ではこれが「桃太郎」話の元になったとされています。ナゾの多い遺跡ですが、最近ようやく本格的な発掘が行なわれ始め、少しずつ解ってきています。

この「遠足」は、歴史を研究する「志野ゼミ」が中心となって、主に新入生をさそって行ないました。総勢40名。岡山駅から鬼ノ城のある山のふもと「砂川公園」まではバスですが、そこから標高400mほどまで歩いて登ります。

今年は猛烈に暑く、上にたどり着くまでに1時間半もかかりました。お弁当を食べた後、遺跡を見て回りましたが、途中、断崖の上にある場所からの景色はバツグン!みんな暑さも忘れて眺めていました。