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キャンパスライフ

2013/09/17

木村ゼミ恒例の「ゼミ研修旅行」で、今年は東京に行きました。

9月3日はスカイツリーに目を見張り、4日は政治の中心地・霞ヶ関を訪れて国会議事堂内部を見学、午後にはNHKスタジオパークで放送の歴史や放送の現場を学びました。また、卒論で「韓流」をテーマにしている4年生は新宿・新大久保を訪ねて街の人に取材、「残響レコード」をテーマにしている3年生は、渋谷の会社に出向いて社長にインタビューするなど、取材や調査を行いました。最後にはハプニングもあって? 有意義な2日間でした。

ゼミ旅行1日目 “下町の面影が薄れいく”・・・月島とスカイツリー(9月3日)

岡山駅に集合、新幹線で東京へ出発しました。
3時間あまり、山頂が雲に隠れた富士山などに見とれながら、品川駅に無事到着。研修がスタートしました。
宿泊する品川プリンスホテルは、品川駅の目の前です。荷物を預けて最初の訪問予定・月島に向かいました。もんじゃ焼きに舌鼓を打ち、もんじゃ通りを散策しましたが、ぶり返した暑さに辟易(へきえき)・・・。それでも、卒論で地域おこしに焦点を合わせたい3年の1人は、興味深く、目を光らせていました。

月島から地下鉄で30分ほど、スカイツリーの高さは634m。ご存知のように武蔵国に起因します。2011年にはギネス記録に「世界一高いタワー」として認定されています。
スカイツリーの大きな役割は地上デジタル放送をはじめとする電波の送信です。スカイツリーから見ることができる東京タワーからバトンタッチ、今年5月末からNHKと在京6局の地上デジタル波を本放送しています。
約110m続くスロープ状の展望回路からは、富士山、羽田空港を眺めることができます! まさに”空中散歩”です!


ホテルに一度戻った後、懇親会を兼ねた夕食です。
待ちに待った焼き肉でした。
1日遅れですが、木村先生の誕生日のお祝いもしました。68歳。ケーキと記念品。おめでとうございます!

2次会ではアルコールも少し入り、リラックスムードで親睦を深めました。今春、大学院を卒業、川崎市で教員をされている生和陽康さん(水谷ゼミ)も加わりました。お元気そうで、恒例“独演会”も健在でした。

楽しい時間を過ごした後、ホテルに帰り明日に備え、就寝しました。

ゼミ旅行2日目 国会議事堂は荘厳で~NHKスタジオパークでは楽しく学習(9月4日)

卒業研究を進めるために東京での取材は重要なものとなります。
ゼミ旅行2日目はグループに分かれて、卒業研究取材と国会などの見学、それぞれの行動となりました。

「韓流の現状」を取材するために新宿・新大久保を訪問した4年生。残響レコードの現状を探るために渋谷のレコード会社を訪問した3年生。また、国会で、テーマに絡めて昭和の歴史をメモするゼミ生もいました。

参議院を、案内していただきました。
本会議場の造りや仕様の説明がありました。速記者席のベルが時折鳴っています。年中無休で鳴り続けているのだそうです。
皇族が傍聴される御傍聴席は使用されたことがないという“秘話”、音響防止で場内はけやきの木でできているなど、初めて耳にすることばかりでした。
他にも、中央広間や天皇陛下の御休所などを回りましたが、堂内の荘厳な雰囲気に圧倒されました。
国会内は撮影禁止でしたが、テレビで観たことのある光景を間近に見て、赤じゅうたんの上を歩いていると、まるで国会議員になったような気分になったのは、多分、ボクだけでないと思います。
また、国会正門横には「都道府県の樹」があり、岡山県ではアカマツが植えられていました。


お昼は築地にまで足を延ばして、お寿司や海鮮丼を堪能。“大トロ”に感激した者も・・・。市場だけあって、鮮度と味は格別でした!

最後に訪れたのは、渋谷にあるNHKです。
「マスメディア論」をテーマに活動している私たちにとって、NHKでは放送の歴史や現状を学ぶことができるとても興味深い場所です。
番組製作の舞台裏があります。過去の番組の説明や小道具、衣装に興味を惹かれました。立体音響を備えた最新技術による映像上映などもありました。機器を使っての体験コーナーもあり、NHKの多彩な放送に触れることができました。新しいNHKの魅力は、これからの卒業研究に向けて格好の材料になりました。

この後は、新幹線に乗って岡山に帰るだけでしたが、ここでハプニングに見舞われてしまいました。
岐阜、愛知での大雨の影響で、予定していた新幹線が運休になったのです。急きょ、品川から東京駅に移動しましたが、いつ動くとも限らないし、東京駅のどのホームで待てばいいのかもわかりません。とにかく、あふれんばかりの乗客で混雑するホームに座り込んで待つこと2時間余り。やっと乗り込むことが出来、さらに座席も全員が確保して日付が変わらないうちに帰岡がかないました。

疲れましたが、とても楽しい思い出が出来ました。

文・畠木賢吾、写真・木村邦彦

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