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キャンパスライフ

2013/07/03

木村ゼミの3年生が、OHKの見学に行きました!

テレビ番組収録のスタジオ見学に、木村ゼミ3年生が6月24日(月)、OHK(岡山放送)に行きました。

OHK玄関で、私たちを出迎えてくださったのは、番組「エブリのまち」プロデューサーの中村哲也さんです。初めに、「放送ニュースができるまで」を分かりやすくまとめたビデオを見せていただき、その後、生放送や収録を行うスタジオや取材した記事を持ち寄って編集するデスク、放送の全般を管理する調整室など、様々な場所を案内していただきました。

番組収録のスタジオは、大きな部屋です。ここで、中村プロデューサーが現在担当しておられる番組「エブリのまち」が、制作されています。生放送もあれば、収録の放送もあり、毎週月曜日から金曜日の午後2時58分~3時50分の放送です。

司会を務めるのは上岡元アナウンサーと神谷文乃アナウンサー。見学させていただいたのは、火曜日の日替わりコーナー「ifの料理」でした。フロアディレクターらスタッフと出演者が、事前に入念な打ち合わせ中でした。料理を作る際には他のコーナー以上に下準備の時間が必要だとかで、この日も、お寿司に使う米の焚き加減の調整など、ゲストのイタリア人料理人を交えてリハーサルを重ねていました。

いよいよ収録が始まります。ディレクターの秒読みの合図が始まり、指折りのカウントがゼロになると同時に、番組スタート。上岡アナウンサーと神谷アナウンサーがにこやかにカメラに向かって話しかけていきます。秒刻みで進行していく収録に、本番の緊張が伝わってきます。この日「ifの料理」コーナーでは、進行がリハーサル通りにならず、CM前の料理のカットが変更に。限られた時間に番組を収める難しさを感じました。

VTRに切り替わった段階で、スタジオを出て副調整室に案内していただきました。スタジオからの映像や音声などを操作、管理して、放送用に調整します。スタッフがせわしなく、それぞれの部署で目を光らせています。画面を見ながら、指示が飛び交います。普段は見ることのできない制作の現場に、私たちも緊張しました。

再びスタジオに戻ると、エンディングで私たちのゲスト出演がありました。ゼミ長の畠木賢吾君が上岡アナウンサーの横に座り、木村邦彦先生とゼミメンバーが取り囲む中で、私たちが取り組んできた「政治に関するアンケート」をPRしました。緊張した様子で話す畠木君。最後にカメラに向かってみんなで手を振ると、番組は終了しました。

スタジオに、和やかな雰囲気が漂います。上岡、神谷両アナウンサーを囲んで記念撮影。お疲れさまでした。

見学後、中村プロデューサーに放送に携わる者として一番大切にしていることを伺いました。特に意識していることは、「放送の影響力の大きさ」だそうです。限られた時間の中に情報を収めるのは難しく、また、誤った情報は誰かを傷つけてしまう可能性もあるため、1つの物事に対してどういう言い回しで情報を伝えるかを、常に慎重に考えていると話してくださいました。

ひとつのテレビ番組制作に、たくさん人たちが関わっていることを知ることができました。丁寧に詳しく教えていただき、とても貴重な体験になりました。中村プロデューサー、上岡アナウンサー、神谷アナウンサー、そしてスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

文:栗原 愛(11生)、写真:木村邦彦

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