2008.11.25

緊張!緊張! でも成果は十分 「卒業の自信がついたゾ!?」

 2009年が明けるとすぐに4年生(2005年入学生)の卒業研究論文の締切となる。4年間の集大成を込めて、先輩たちは目下、追い込み体制に入っている。この時期に行われるのが、中間発表会である。所属するゼミだけでなく、他のゼミ指導教員や学生に見てもらってアドバイスなどをもらい、これまでの研究のまとめ状況を見て、最後の詰めに入る、といえばいいのだろうか。

 11月18日15時30分より21号館7階会議室で、森ゼミと木村ゼミ合同の発表会が行われた。発表する4年生は森ゼミ5人、木村ゼミ4人の計9人である。
 両ゼミの先生と、3年生、院生に加え他のゼミ生も参加して、まずは木村ゼミ生から研究発表が始まった。木村ゼミは「マスメディア」をテーマにしており、主に時事問題を取り上げて研究した成果を発表した。
 森ゼミのテーマは「情報システム・データ科学」である。ソフトを応用しての検索プログラミングなどを紹介したが、素人目にはわからない高度な研究発表のように思えた。
 途中からは、講義を終えた3年生も駆け付けて会議室は満員となり、廊下で聞く学生も出るほどになっていた。
 今回の中間発表は、肝心のパワーポイントが動かなくなるなどのハプニングもあり、時間を少しオーバーしてしまう細かいミスはあったが概ね大成功に終った。先輩たちは、発表後、先生からアドバイスをもらい、今後の課題についても確認できたようだったが、普段のゼミ室の姿とは別人のように、真剣に発表に挑み、参加者から出た質問にも的確に答えていたのが印象的だった。

 卒業研究論文提出まであと2カ月となった。先輩たちは、これからの仕上げでさらに満足いくものを作り上げていかれることと思う。頑張れ社情05生、4年生!

 

 

 

  

   

文:塩本達也(木村ゼミ06生),写真:木村・森ゼミ