2008.6.27

「オンリーワンを求めてPart2(文系編)」
の発行に向けて

2008.5.29

「文系の魅力はどこ?」・・・「文系・情報系」をキャッチフレーズにしている岡山理科大学の社会情報学科に学び、今は、大学院に進学した4人と卒業生1人が集まって、“魅力”をけんけんがくがくと探りました。
その結論は・・・?
昨秋、「オンリーワンを求めて −科学を選んだ先輩からのメッセージ」 という本が発行されました。この本は、岡山理科大学の先生方を中心とした研究者と企業の技術者の方々、計36名が、なぜ自分は理系を目指したのか、そのきっかけは何だったのかを熱く語った内容となっています。第一部は、「ツッコミから科学は始まる〜科学の魅力」、第二部は、「私はこれにはまっています〜36人の先輩からの研究紹介」、そして、第三部が「座談会 研究室へ遊びにおいで!」となっています。
これをPart1(理系編)としたとき、Part2として、「文系編」がこの初秋の出版を予定して、現在、編集が進められています。そして、このPart2に収録するために5月29日に行われたのが、この「文系版 座談会」です。
結論的には、幅広い知識を求めて文系の門をくぐった、ということになるのでしょうが、出席者のうち、高校時代も文系コースを学んだ学生は、ただ一人。あとは理系コースから、大学進学時に文系への“転向者”。そこに、幅広い知識云々の結論が潜んでいるのかもわかりません。
「理系の答えは一つだが、文系は一つに限らないのが魅力」との声もありましたが、逆に「今でも、理系の答えは一つというのは魅力」という“未練?”を吐露する者もおり、内容の濃い、進学先思案中の高校生にはぜひ参考にしてほしい討論が展開されました。
「オンリーワンを求めてPart2(文系編)」には、文系の研究に進んだ岡山理科大学の先生方(もちろん、社会情報学科の先生も数多く執筆されています)の研究生活やメッセージなどが収められる予定です。秋の出版を、ぜひ、楽しみにお待ちください。