2月25日、社会情報学科でも、卒業論文の発表会が行なわれました。
社会情報学科では、他の学科とは違って、3年生からゼミに分かれて専門の研究を始めていますから、この日は、専門研究2年間、かつ、大学生活4年間の集大成といえます。これに合格して、「卒業」を迎えることができるというわけです。それだけに緊張もひとしお。
しかし、発表会は、それだけではありません。自分が時間をかけて考え、情報・資料を集め、問題解決に導き、そして、みんなの前で、それを短い時間の中で伝える(プレゼンテーション)。こうした作業は、社会・企業でも最も重要な能力。ですから、卒業論文発表会は、大学最後の大仕事であるだけでなく、社会へ旅立つスタートでもあるのです。
社会情報学科では「情報」を基礎に、「経営・経済」「法政・社会」「歴史・文化」と、さまざまな研究分野を勉強できます。したがって、発表会も、統計から歴史まで、実に多彩なテーマで発表が行なわれます。
最後の講評(閉会式)のときには、1日の緊張も解け、みな一様にホッとした表情です。
そして、その後は、待ちに待った「打ち上げ」。この時こそが4年生にとっては、本当の「新年会」です。
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