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キャンパスライフ

2009/12/11
政治意識調査,毎日新聞に掲載

木村ゼミの政治意識調査結果が毎日新聞に。「政権交代」の影響は・・・

 「マスメディア論」をテーマにしている木村ゼミが、「8月末の総選挙で学生はどう動いたか?」をアンケート調査、結果が、12月4日の毎日新聞に紹介された。
岡山市内にある岡山大、岡山商科大、山陽女子大、就実大、ノートルダム清心大と岡山理科大の6大学を対象に、2003年以降、主として政変がらみに合わせて実施しており、5回目(前回の調査結果)。
今回は、総選挙前から民主党が自民党にとって代わる「政権交代」が声高に言われていた注目の選挙で、後期のゼミが始まるとともに3年の苗田麻梨野ゼミ長を中心に調査内容を決めて、アンケート用紙を作成、10月上旬に、3年ゼミ生に4年ゼミ生も協力して実施、6大学で計507人の回答を得た。

 結果は、予想した通りだった。これまでやや政治に関心が薄かった学生でも、関心も持つ側に転じ、調査して初めて「関心がある」が「ない」を逆転して52.7%と半数を超えた。「選挙に行った」も50%と過半数を超え、投票先でも民主党が51%、自民党の33%を大きく上回っていた。政治の話をあまりしない学生が多いが、今回は、政治に変化を期待して動いたようだ。

 変化への期待は、投票理由にも表れており、トップは「政治を変えたい」(31%)で、逆にこれまで多かった「党首や所属議員」を理由に挙げる学生は9%と少なかった。ただ、面白い結果は「消去法」が2位に入っている点である。全面的に民主党を支持するのではなく、政治を変えるために今回(だけ?)は民主党に入れたとの考えだと、ゼミでは討論の結果、分析している。民主党の政治が思ったようなものでなければ「すぐに変えますよ」ということになるかもしれない。来年の参院選挙が楽しみな結果でもある。
調査結果の分析などは、ゼミで分担してグラフなどに表したが、3年の牧野未季さんがまとめて紙面化、木村ゼミの掲示板でも紹介している。
文:木村邦彦,グラフ作成:牧野未季(木村ゼミ07生),紙面提供:毎日新聞

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