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キャンパスライフ

2009/12/08
「先輩に聞く就活」の会

「先輩に聞く就活」の会が開催されました

 厳しい就職環境が続く中,よりよい内定をゲットするために,社会情報学科を卒業し,社会で活躍している先輩に,現在の業界の様子や就活のアドバイスおよび会社の説明をしていただく会を学科で企画しました。
 ちょうど,卒業生である 頼本 烈 さんが,本学に来られることになりましたので,「先輩に聞く就活-会社セミナーと就活アドバイス-」と題して,3年次生の前で話してもらうことにしました。

 頼本 烈 さんは,社会情報学科の2005年入学生。森ゼミで,情報系の卒業研究(システム作成)をし,2009年3月に卒業。同年4月から,株式会社 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 第一産業流通ビジネス本部 第一システム部に勤務されています。
講師の頼本さん
 講演のタイトルは,「富士通SSL企業研究~ソフトウェア業界に詳しくなろう~」で,企業の分類,ソフトウェアサービスを展開する企業,ソフトウェア業界,SEとは何か,その仕事内容,・・・といった具合に,富士通SSLの会社説明にとどまらず,情報系業界の動向および概況,就活体験談も含めて,広くIT業界について話していただきました。
頼本さんとパワーポイント
 資料は,会社説明関係に加え,SEの仕事についての冊子もあり,情報系を目指す人にも重要な内容。
 3年ゼミの終わった後の遅い時間帯(18:30~19:30)でしたが,3年次生20名が参加。急遽教室を一般講義室に変更してのセミナーとなりましたが,みんな一言も逃すまいと,必死で聞き入っていました。
参加した3年次生
 約30分のパワーポイントを利用しての説明の後,質疑応答。先輩のアドバイスを求めて,多くの質問が出ました。
 面接時に困ったこと,就活でうまくいったこと,何社受けたか,富士通SSLにした決め手,給料の額,などなど。一緒に参加していた先生からも質問が出て,これらに,一つひとつ丁寧に答えてくださいました。
講師の頼本さん
 質問の直接の答に付加情報も加えて回答する頼本さん。頼本さんの口から出てくる具体的な就活テクニックだけでなく,こういった受け答えの態度も重要であることに気付かされました。何を質問されたか,相手は何を求めようとしているかを自分なりに解釈して,ストーリーをもって答えていく・・・「魅力的なコミュニケーション」の方法も実践してもらいました。
最後は拍手で頼本さんに感謝

 最後は,感謝の気持ちを込めた拍手で終了。
 卒業生を招いての就活セミナーは,社会情報学科では初めての試みでしたが,富士通SSLへの就職を希望する学生だけでなく,情報系志望の学生に大変有意義な1時間となりました。
 頼本さん,どうもありがとうございました。

文・写真:森 裕一

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