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卒業生からのメッセージ     07

さまざまな分野・コンピュータに触れて

山崎さん写真

山崎 康博 さん
   (データ解析・コンピュータ研究室 2004年学部卒業 2006年大学院修了)

(株)富士通ビジネスシステム 東京本社
SIソリューション統括部サービスソリューション部 勤務

岡崎城西高等学校から入学。2004年に学部を卒業後,本学大学院総合情報研究科社会情報専攻に進学。2006年修了。
卒業論文のテーマは「大学生の学力に関する研究」,修士論文のテーマは「データ指向統計解析環境における統計学習システム」。
現在は,株式会社富士通ビジネスシステムで,フィールドSEとして,幅広い業種の顧客企業に対して,ERPパッケージ内の会計システム/人事給与システムの導入支援を担当している。会計/給与システムを構築するに当たり,何千人もの顧客情報を扱うこともあり,日々緊張感をもって仕事に取り組んでいるとのこと。

■ 社会情報学科はどんなところでしたか?

①自分の時間がとれること
②選択肢の幅があること

 ①自分の時間がたっぷりあり,学校以外の学生生活においても充実していたと思います。率直に言うと,「よく遊んだ」ですね。講義終わりに,仲間と今日はこの後どう遊ぶかよく悩んだものです(笑)。

 ②また,社会情報学科は学問分野の選択肢が多い,ということが言えると思います。私自身,入学当初は,まだはっきりした将来の目的が持てませんでした。ですが,多くの分野で,模索しているウチに,現在の職業でもあるシステムエンジニアになりたいと考えるようになりました。まだ,将来,働いている自分の姿が想像できない人にとっては,考える時間を与えてくれる良い場所だと思います。

■ 学科の「よかったところ」,「強い影響を受けたところ」は?

①コンピュータを必然的に使うようになったこと
②パソコンを自分専用として利用できる環境を与えてもらったこと

①森研究室に入りパソコンの利便性を感じるようになりました。2回生までは,コンピュータに対して非常に抵抗があり,オタクな人だけがするものだ,と感じていました。ですが,ゼミに入り,必然とコンピュータに関する一冊の本を読んで操作しているウチに,飛躍的にコンピュータの仕組みが理解でき,その実現性や賢さを肌で実感することができました。数年前までは,パソコンに対してド素人であった私が,今では,幾つものお客様先(企業)で,その会社を支えるコアコンピュータであるサーバをも扱えるようになりました。それというのも,ゼミでのコンピュータとの出会いがきっかけであったと感じます。

②また,研究室では,一台のパソコンを完全に自分専用として使わせていただいたことも,良かった点であると感じます。プライベートでは,資金的にも限界があり,すべてを揃えることは難しいと感じます。しかし,資金的な面で,ある程度学校に頼りながらも,自分専用としてパソコンを利用できたことで,失敗を恐れず,自分で調べながら,大胆に環境を作り上げていく力がついたと思います。

■ 進路の選択や就職活動に対する学科の指導・支援は?

①就活生が必要とする情報やデータは充実していて,
いつでも提供してもらえた

①セミナー開催など就職というものを真剣に考えさせてくれる機会は多かったと思います。ただ,その機会を活かすのは自分次第であると感じます。私の場合は,かなり早くから就職に対しての意識を持ち,自分で情報収集を行っていたので,自分でいろいろ探して,行動するというパターンがほとんどでした。ただ,暇さえあれば,学校の就職部に行って,展示されている企業データや求人情報を調べていたので,就職部に行った回数は,誰よりも多いと思っています(笑)。なので,学校が学生に提供している就職に関するデータは充実していると思います。

■ 社会情報学科を希望している人,迷っている人,また,学んでいる後輩などに,一言

自分の進みたい道が,まだ具体的に想像できない人にとっては,社会情報学科で,さまざまな分野に触れてみることで,私のように新たな発見,興味ができるかもしれませんよ。 ぜひ自分の将来像をまず想像することから始めてみて下さい。

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