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キャンパスライフ

2012/03/24
就職試験対策「面接マナー講座」

2011年度 就職試験対策「面接マナー講座」

年が変わって気分が新たになるこの時期に、毎年社会情報学科では3年次生を対象とした就職マナーセミナーを開催しています。特に近年、大学生の就職環境が良くないため、なるべく早期に内定を獲得できるよう学科をあげて学生の就職活動を支援しています。この就職マナーセミナーは、学科としての就活支援策の一環として実施しているもので、学生から歓迎されている行事の一つです。今年度は、1月10日、13日、14日の3日間にわたって、人材開発マネジメント(株) から講師を招いてセミナーを開催しました。講師は、小倉様、岩崎様、有吉様、八木様の4名です。

第1日目

初日(1月10日)は大学の新年授業開始日でした。 今年度は、企業の採用選考活動の開始が2ヶ月遅くなって12月から始まったために、学生の間にのんびりムードが漂っていました。 しかし、ほとんどの学生が冬休み中に各地で開催される合同企業説明会に参加し始め、そろそろ就職活動を真剣に考え始めた時期です。
セミナーにはほとんどの3年次生が参加し、教室はほぼ満員です。冬休みにどのような就職活動をしてきたのか、情報交換がここそこで行われています。 この日は主に講義形式でセミナーが進められました。まず、面接試験で自己紹介がうまくできるように、自己分析に基づいて紹介文を作成するノウハウについて学びました。
就職面接に向けて自己紹介を考えることは初めてのことなので、難しいと感じていた学生たちでしたが、講師からのアドバイスのおかげで、就職したい企業に合わせて自己紹介を組み立てられるようになった様子でした。

第2日目

2日目は大学センター試験の前日(1月13日)に開催しました。本大学はセンター試験の試験会場なので、この日は準備のため授業がありません。そのかわり、大手企業の会社説明会が学内で行われますので、就職マナーセミナーにはうってつけの日でした。参加者は全員リクルートスタイルでの出席です。
就職面接では第一印象が大事ということで、身だしなみのチェックや姿勢などのチェックを実習しながら会得していきます。面接室に入ってから席に座るまでの身のこなし、お辞儀と挨拶のタイミングなど、ベテランビジネスマンでも知らないようなビジネス作法を学びました。これができるだけで格段に印象が良くなりました。
そして、面接練習に入ります。まずは学生どうしでペアを組んで自己紹介をおこないます。次に、複数の学生を面接官と想定して自己紹介を行いました。実際の面接では見ず知らずの面接官を相手にしなければなりませんが、友人を相手にする方が恥ずかしいと感じる学生が多く、練習には効果的だそうです。良い点、悪い点を指摘しあって、お互いの健闘をたたえ合いました。

第3日目

3日目は場所を変えて、順正学園岡山駅前キャンパスでセミナーを行いました。実際の面接会場に近い環境で本番同様の模擬面接を行うことが最終日の目的です。3名の講師に模擬面接の面接官になっていただいて、一人ひとり時間をかけて模擬面接をしていただきました。
それぞれ自己紹介や自己PRを入念に考えてきており、これまで学んできた成果が出ているように思いました。しかし、講師からは様々なアドバイスが各学生に示されていきます。自分では気づきにくい口癖や身振り、話の組み立て方や効果的なアピール方法など、講師から懇切丁寧に指導を受けて面接技術を磨きました。
また、他の学生が講師から受ける指摘は、何らかの形で自分も当てはまるところがあるので、とても参考になります。模擬面接は、最後の学生が終了するまで予定時間を延長して行われました。これからの本番に向けて各自改善点が見つかりましたし、何よりも自信がついたようでした。

 

この文章を書いたのは3月で、そろそろ上の学年は卒業式を迎える頃です。1つ上の学年は、これらの就活サポートの効果からか、高い内定率となりました。また、有名企業からの内定をいただいた学生が多くなって、学生にとって満足度の高い結果になったように思います。3年生の就職活動はこれから山場を迎えます。上の学年と同様に意中の企業に就職できるよう頑張ってほしいと思います。

文・写真:水谷直樹

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