社会情報入門では、社会情報学科における学習・研究を広く見通すことを目標に、社会情報にまつわるすべての分野を学びます。「経営・経済」分野を水谷先生、山口先生、「法政・社会」分野を坂部先生、金沢先生、「歴史・文化」分野を志野先生、「情報」分野を森先生が担当されます。「社会」,「調査」,「研究」をキーワードに、それぞれ具体的な話題を取り上げ、それらを通じて、社会情報研究の在り方を学んでいきます。
すでに、「経営・経済」、「法政・社会」、「歴史・文化」の部分は終了し、今は「情報」の森先生による授業です。森先生は、情報技術が社会に活かされている具体的な事例として「社会調査」を取 り上げ、資料やデータを収集し、分析していく方法を身につけます。今日は、サンプリングについて学びました。無作為標本抽出法、有意標本抽出法など、さまざまな抽出法があります。
森先生の講義では、日常の例を使ってお話ししてくれるので、すんなりと頭に入り理解ができます。
今回は、全体を上手に代表するサンプルを抽出する考え方を、お鍋の中のお味噌汁とおたまで表現されました。
みんな真剣にノートをとっています。
次回は調査の統計について、研究の進め方を学んでいきます。
文・写真:渋谷 恵(09生)・堀川千賀(09生)