2008.4.7−8

2008年度入学生の一泊研修,楽しかった2日間をレポートします。


 今年度の新入生の一泊研修が「休暇村大山鏡ヶ成」で、4月7、8日に行われました。新入生のうち2人が体調を崩すなどで欠席して94人が参加、先生7人が引率、在学生の先輩9人が“お手伝い”で加わりました。
 新入生に一日も早く岡山理科大学に馴染んでもらいたい、キャンパスライフを楽しんでほしい、骨の折れる時間割作りをスムーズに、と例年 、大学全学科で行われている新学期早々のメーンイベントです!
 

◇1日目(4月7日)は、あいに くの雨の中の出発でした。

 9:45、大学に集合し、荷物を点検して、3台のバスに乗り込み出発。途中、真庭PAで休憩、蒜山高原を横目に見ながら、大山鏡ヶ成へ向かいました。
 約2時間ほどで鏡ヶ成に到着しましたが、蒜山あたりから路肩に見え始めた雪は、鏡ヶ成に近づくにつれて多くなり、休暇村は雪の中にたたずんでいるようにも見えました。雨はほとんど止んでいましたが、少しガスがかかり、風も身を切るような寒さでした。
 

 暖かい館内に入り、早速、昼食のカレーに舌鼓を打ってホッと一息。小休憩のあと、大広間に集まりオリエンテーションに入りました。
 社会情報学科で、これから4年間、新入生が有意義な学生生活を送ることができるように、と先生から、講義の種類、取れる資格、卒業後の 進路などの話がありました。在学生にはわかりやすい話ですが、新入生にはやや「?」が、顔を出すことばかりです。ただ、研修前から何度か耳にした、「大学が高校と違うのは、時間割は自分で作ること。受ける講義は自分で決めること 。」は、少しわかったようです。とはいえ、これが簡単でないことは、翌2日目に思い知ることになります。
 オリエンテーションのあとは、天気も若干回復していたので、せっかくの雪を“無駄”にすることはない、と雪合戦に興じることにしました。2年前もそうでしたが、こんな時に気合い十分なのは、新入生より も先生。服装を整えて万全の体勢です。白熱した戦いを繰り広げましたが、学生のターゲットは、当然、先生です。お互いに “本気”になりながらの30分でした。
 雪合戦が終わる頃に、引率学生数人で作っていた雪だるまもちょうど完成、みんなそろって記念撮影。「ハイ、チーズ」。
 終了後は、各自部屋でくつろ ぎ、入浴をすませてから夕食。
 
 夕食後は、引率学生が主催するレクリエーションです。在学生による「先輩からのアドバイス」、「キャンパスライフ」や「学科に対する質問」などを聞いた後、国名ビンゴゲームで景品を分け合って楽しい時間を過ごしました。新入生のみなさんが楽しんでくれていたので、引率学生はホッとしていました。

 こうして1日目は終了しました。

 

◇2日目(4月8日)も雨で目覚めましたが、帰りは晴天にな りました。
 

 7:00に起床、朝食をとってから、いよいよ一泊研修のメー ンイベント、時間割作りに取り 掛かりました。
 簡単な説明はあ りましたが、新入生には初めての経験。A群、B1群、B2群・・・。頭を抱えながらも、引率学生のアドバイスを受けながら、 時間割表を埋めていき、しっかりと自分の時間割を作りました。
 時間割作成も終わってイベント終了。最後にお弁当を食べてからバスで理大キャンパスに帰りました。行くときは、先輩が作成した「自己紹介集」を手に、マイクを握りましたが、帰りはゆっくりとお休み。
 早くも友達を作ってグループで行動する一群もあり、一泊研修は、無事に終了しました。
 

 新入生のみなさん、これから先4年間という長いようで短い時間を、悔いのないよう、楽しい大学生活を送ってください。

 一泊研修お疲れ様でした。

文:光吉(05生) 写真:引率学生,先生より提供