「情報数学」サポートページ

受講要件

大学初年級のコンピュータリテラシー(ワープロ,表計算,インターネットなどの初歩操作)を習得していることが望ましい。

授業の概要と到達目標

授業の概要

「情報に関する数学」と「数学における情報」の両面を考察しながら,主として後者に焦点をあて,コンピュータや新しいテクノロジーをどのように数学教育で活用すればよいか,その可能性も含めて学習する。

具体的には,情報社会と教育環境の変化を概観した後,数学教育におけるコンピュータの利用方法について,歴史的な発展と総合学習などの学習指導および情報教育とのかかわりを通して講述する。その後,表計算ソフト,インターネット,プログラム言語,数学専用パッケージソフトなどの具体的な利用例を考察し,これらを活用した具体的な教材および指導案作成を行う。

以上より,数学教育におけるテクノロジーのあり方を学ぶととともに,積極的にそれらを活用する能力をつけることを目指す。

到達目標

数学教育におけるテクノロジーのあり方を身に付ける。特に,コンピュータ利用に関して,Webページや表計算ソフトを数学の授業で活用する力を付ける。また,プログラミング言語や専用ソフトの活用方法やJAVAスクリプトなどを利用したWeb教材の作成方法も習得する。これらは,グループに分かれて実際に教材を作成し,ミニ授業を行う中で体得していくことになる。

成績評価

課題提出・・・教材作成30点,ミニ授業30点
出席・態度・・・40点

【コメント】

コンピュータの存在を前提にして,数学や社会はどんどん変化している。数学教育も根本から変わっていくはず。この点に十分関心をもって授業に臨み,テクノロジーをポジティブに活用できる数学教育者になってほしい。

質問等はメール(mori@soci.ous.ac.jp)で受け付ける。


戻る