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2019/06/24更新

社会情報学科の就職活動支援と実績

内定率と卒業後の進路

1)内定率

社会情報学科では,これまで高い内定率を誇ってきましたが,世界金融危機が起こり,数年前に内定率を大きく落とす経験をしました。そこで,学科独自の就職活動セミナーの回数を増やすなど,就活サポート体制を拡充した結果,元の高い内定率に戻すことができました。

2012年度からは,ビジネス・キャリアアップ講座をカリキュラムに組み込み,ビジネスマナーから資格取得まで,ビジネスの実務の習得とキャリアアップを目指した本格的な科目を用意しました。ビジネスキャリアアップ講座では自分のキャリア形成について学ぶので,単に就職に役立つだけでなく,大学での目標が明確になって大学生活が価値あるものになると考えています。

このように内定率は 100% ではありませんが,万が一内定を獲得できずに卒業した場合にも大学のキャリアセンターは卒業生に対して就職支援を継続して行う体制を整えており,大学に寄せられる数多くの求人情報を自宅から閲覧できるシステムを卒業後も利用可能となっています。もちろん学科でも完全サポートしています。そのため,卒業後に就職できたという知らせがほどなく入ることがたびたびあります。

今後も学生のニーズに合わせて種々の企画実施やカリキュラム変更を行い,卒業後スムーズに社会生活が行えるようなキャリア開発支援に力を入れていきます。


3)過去の進路

これらの就職先で求められているのは,文系のセンスと仕事で使える情報処理の能力。

以前は文系出身の学生が多く採用されていた小売,流通,金融などの業界・職種でも,いまは,文系センスに加え,データが分析でき,情報機器を使いこなせる学生が必要とされています。 社会情報学科は,10年以上前から,これらの力をもった学生を育てている学科として評価を受け,上記の業界に高い就職率を示しています。

そして,情報系の企業への内定者が多いのも特筆されます。 もともと情報系の会社に入ろうと思っていた人だけでなく,入学してから,コンピュータ関係の授業に興味をもち,システムエンジニアになった卒業生もたくさんいます。 というのも,情報系の会社では,難しい機械の制御プログラムを組むだけでなく,商店の顧客管理のプログラムや博物館の所蔵品データベース, 政策に関連した業務の電子化なども扱うので,情報工学,理系の出身者だけでなく,社会情報学科が得意とする分野の経験者が重宝されるのです。

そうそう,大学院の修士課程へ進む人がいることも忘れてはいけません。一段高いレベルで研究を続け,よりよい会社に就職,さらには博士課程に進む人もいます。

しっかり学んで,しっかり就職。時代に求められている力をつけて,世に送り出す。社会情報学科の10数年がそんな教育の歴史を語っています。

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