学生生活

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2017/07/21

第69回

The Gold Experience

中村 裕介

(兵庫県尼崎市出身、2015年入学)

 みなさんこんにちは!!社社会情報学科3年の中村 裕介です。

 先生から「大学生になって変わったことや大学生生活を書いてみない?オープンキャンパスやラジオなどたくさんの経験があるじゃない。」と、在学生コラムの執筆に誘われました。はい、確かに・・・たくさんのイベントに参加している自分ですが、そこには、これまでと180度違った自分がいるぞと、あらためて気づき、おそまつですが、私の大学生生活での変化を書いてみようと思います。

 私は大学生生活でたくさんの経験を積むことができました。
 今回は、その中から2つお話したいと思います。

 まず、1つ目は、社会情報学科のラジオです。
 1年の5月ごろから社会情報学科でやっているラジオに参加しています。これは、ラジオの内容から収録、編集まですべて私たち学生がやる、といったものです。話すことや人と接することがあまり得意ではなかった私は、その苦手意識を克服するためにこの活動に参加しました。そこでは、どんな内容にすればもっとたくさんの人に聞いてもらえるのかを必死に考えたり、どのような台本を作ればもっとスムーズに収録が進むのか、インタビューなどで社会人の方にどう接すればよいかなどを検討するなど、勉強になることばかりです。最近はそういった裏方の仕事が楽しく、そればかりやっています(本末転倒じゃね~か)。

 2つ目は、オープンキャンパスです。
 私は、ラジオの先輩から誘われ、1年の夏からスタッフとしてオープンキャンパスに携わっています。そこで、来ていただいたお客さんとの接し方や、考えて動くことなど、さまざまなことを学びました。今では後輩を指導する番になり、どのようにすればうまくいくのか頭を悩ませています(--;) しかし、一生懸命働いた分、終わった後の達成感は格別です(^^)

 他にも、台湾留学生との交流会に参加したり、NPO法人チャリティーサンタでサンタクロースなんかもやってます(笑)。

 どうせ昔からそんなアクティブな性格だったんでしょ?と思われているかもしれません、が実は違います、逆です。
 少し昔話を・・・。
 高校3年生のとき、私は引きこもり、何もやる気が起きず、ただただ月日が過ぎるのを眺める生活を送っていました。そんなあるとき、駅のホームで一人のご老人に道を尋ねられました。その道は良く知っている道だったので説明しようとすると、声が出ないのです。このとき、私は何もしないことの恐ろしさを痛感しました。
 だから、私は、大学でたくさんのことにチャレンジしようと決意しました。するとどうでしょう、学生、社会人問わずさまざまな方と出会い、今までできなかった経験をさせていただくことができました。本当に感謝してもしきれません!

 しかし、毎日が楽しいの連続、というわけにはいきません。
 ラジオのときは、次回の内容の決定や報告が遅くなってしまったり、他のメンバーとの意見や価値観の違いに苦しんだり・・・。オープンキャンパスのときは、後輩への指示出しに一生懸命になりすぎ、自分の仕事が疎かになったり・・・。自分が不甲斐ないばかりに失敗し、たくさん迷惑をかけてしまい、それで悔しい思いもたくさんしました。
 叱られて、悩んで、泣いて、何度もめげそうになりました。
 ですが、そんな経験こそが自分にとって何ものにも代えがたい大切なものなのだと私は思っています。その苦しみは、少しでもあのときより自分が前に進んでいるということを実感させてくれます。
 どうか、これからも私をたくさん叱ってください。失敗させてください。そのたびに反省し、また一歩前に成長しますから。

 これが、私の大学生生活です!!

 それでは最後にラジオDJらしく一曲紹介して終わろうと思います。音楽は流れませんけど(笑)。
 私の大好きなアメリカを代表するミュージシャンの1995年に発表されたアルバム、その最後を締めくくる一曲です。
 キラキラしたものだけが大切なものじゃない、泥臭い失敗もすべてが一番大切なのだと、そんなことを教えてくれた一曲です。
 Princeで「Gold」
 そして、このアルバムの名前は The Gold Experience

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