2011/04/14
第44回
挑戦していくこと
安 井 さ や か
(岡山県岡山市出身、2008年度入学)
皆さん、こんにちは! 社会情報学科4回生の安井さやかです。
私は今年の1月にFP(ファイナンシャル・プランナー)を受けました。なんと合格しました! この私が・・・笑
FPとは、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継といった6つの分野に分かれています。つまり、豊富な金融知識を駆使して、お客様の資産運用・生活設計についてプランニングを行い、お客様の立場に立って、お客様の将来を確かなものにするお手伝いをするプロフェショナルの家計アドバイザーの総称がファイナンシャルプランナー(FP)ということです。
私がFPを受けようと思った理由は、先生方に資格を勧められ、最初は軽い気持ちで勉強をしてみようと思ったからです。山口先生が立ち上げている金融研究会に参加し、FPに関する講義を受けました。知らない言葉をわかりやすく教えていただき、年金や相続の仕組みなどがわかってきました。自分の苦手な分野や得意な分野もわかり、もしかしたら自分にもできるのではないかと思い、資格受験を決意。その後、毎日時間を決めて勉強していきました。
FPの資格では6つの分野をマスターしなければなりません。その中でも私の苦手な分野は、金融資産運用とタックスプランニングです。計算が複雑で、債権の利回りの計算がなかなか理解できず、頭を抱えていました。しかし、このとき、この資格をとろうという人が私の周りに・・・。そうそう、この人たちに聞いてみようと、声をかけたのがきっかけで、教えてもらいながら、少しずつ理解していきました。その後は、同じ目標に向かって一緒に勉強を続けていきました。教えられたり、教えたり・・・、いや、私の方が教えられるばっかり・・・笑。何より、一緒に勉強をしてくれる友達に支えられたことが、合格に繋がったのだと感じています。「もう嫌だ」って何度思ったかわかりませんが、今となっては一生懸命勉強して、本当によかったです!
大学に入るとサークルを中心に友達の輪が広がることはよくあります。しかし、私はサークルに入っていなかったので、この方面での交友関係は少なかったのですが、今回のFPの勉強を通して、さまざまな人と出会い、交友関係を広げることができました。大学のゼミ室で友達と話したり、一緒に勉強したりする当たり前のことが、とても楽しく感じました。また、FPを受験したことで、学校の講義で得るさまざまな情報がおもしろく感じれるようにもなりました。本当に、自分でも、講義の態度や姿勢が変わったと思います。目に入ること、聞くことは、どんなに小さなことでも関心がもてるようになりました。自分の中で変化が起き、不可能だと思うことも、努力次第で可能にできることを実感しました。
私はこれからもたくさんのことに挑戦し、経験していこうと思います(実は、夢のひとつであったオーストラリア留学にも挑戦する決意をしました)。皆さんも、いろいろなことにどんどん挑戦していってください。できないと思うことでもきっと成功しますよ!