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2010/02/27

第38回

新しいチャレンジ、経験、そして発見!

岡 本 拓 磨

(岡山県岡山市出身、2008年度入学)

 大学生活を送って、もう2年が経とうとしています。この理大で送った2年間は、僕にとって心の底から充実したと思えるものでした。

 そう思える理由が、サークル活動によるものです。僕は大学に入るまで文化系の部活に入った事がなく、何か新しい事にチャレンジしてみたいと思っていたので、入学してから僕は「文化系のサークルに入ろう!」と決めていました。

 入学してサークルオリエンテーションがあり、そこでまず文芸図書愛好会というサークルに興味を持ちました。その時僕は小説を読んだことがほとんどなかったので、これを機に小説を読むようになり、新しい趣味にしたいと思ったからです。そして僕は、文芸の世界へ飛び込む事を決意しました。

 最初は苦労しました。きちんとした文体や表記で書こうとしても訂正されたり、話をうまい流れで構成できなかったりと、なかなかうまくは行きませんでした。しかし、先輩や同級生からのアドバイスなどを貰って少しずつそういったミスもなくして行く事ができ、文章を練る事に対する楽しみが日々増えて行きました。

 そして先輩や同級生の誘いもあり、他にも写真部と美術部に入ることにしました。元々写真や美術には興味があったのですが、なかなか入るきっかけが掴めず、どうしようかと悩んでいました。しかし、先輩と同級生が誘ってくれた事で見学に行く事が出来、入部する事が出来ました。あと、文芸図書愛好会と写真部には社会情報学科の先輩が多く、学科での講義の話や就職の話など、面白い話や情報を聞けました。先輩からの話は色々と参考になります。

皐月祭実行委員会の練習風景  サークルに所属してから半年が過ぎ、僕は皐月祭実行委員会という所に所属しました。皐月祭というのは文化系サークルの本部とも言える文化局本部が主催する、大学祭の一つです。実行委員は各文化系サークルから集めるのですが、そこに僕は立候補をして所属する事になりました。

第38回皐月祭実行委員会幹部  その皐月祭実行委員会では自分たちが企画するイベントの構成、司会進行の練習を主にやっていました。喋る事が苦手だった僕は司会進行の練習に特に苦労し、頭を抱える日々が続きました。しかし、そんな時に助けてくれるのは同じ皐月祭実行委員会の仲間たちでした。その仲間たちのお陰で色々な面で成長する事が出来、第37回皐月祭を成功させる事が出来ました。何よりも嬉しいのは、皐月祭を通して経験に裏打ちされた自信がついた事と、かけがえの無い仲間が出来た事だと思います。

(写真上:皐月祭実行委員会の練習風景,写真下:第38回皐月祭実行委員会幹部)

 今までの文芸、写真、美術といったサークルでの活動、皐月祭実行委員会での活動が今の自分を作り上げていったと思っています。そして今年5/15、16に開催される第38回皐月祭。その皐月祭実行委員会の副実行委員長に選出され、今年も所属する事になりました。

 今度は一般委員ではなく、幹部としての所属。去年とは違った責任の重さ、計画の進め方に四苦八苦しています。しかし、今までとは違う手探りの作業が、今の僕には楽しくて仕方ありません。「また自分は新しい事をしている。これはいい経験だ」という考えが、今の僕をそういう風に思わせてくれています。

 文芸図書愛好会会長、写真部副部長、皐月祭実行委員会副実行委員長。 高校生の時は大学でこんな肩書きを背負うなんて、思ってもいませんでした。大学に入ってからサークルオリエンテーションに行っていなければ、今の自分はなかったと思っています。この三つの役職を同時に背負うのは難しい事ですが、そのお陰で以前よりずっと忙しくて、新鮮で、楽しい毎日を送る事が出来ています。

 皆さんも何か新しい発見するために、新しい事を始めてみませんか?

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