学生生活

  1. ホーム >
  2. 学生生活
  3.  >
  4. 在学生コラム

2007/06/19

第20回

コラムを書こう

松 浦 知 範

(岡山県岡山市出身,2005年入学)

 「コラムを書くことになったんだけど,お前も書いてみない?」と友達に言われた。それが私がコラムを書く最初のきっかけだった。

 「面白そう」というすごーく軽い気持ちでコラムを書く話を受けたんだけど, いざ書こうとすると,全然書くこと思いつかなくて困った。

 その時,「あれ?俺って大学2年間何してたんだろう?」って,ふと思った。えーっと,部活して,バイトして,遊んで,勉強して・・・。中学,高校に比べて自由な時間が多い分,自分なりに色々なことをやってきたと思う。でもそれらは,すべて「ただやるだけ」だった気がする。

 今までの大学生活を振り返ると,「とりあえずやる」ことをモットーにしてきた。でも,それじゃだめなんだと,今更ながら気付いた。「ただやるだけ」では何も身に付かない。工夫して何かをして成果を出すことで,ようやく身に付くのだと気付いた。だったら,このコラムをめちゃめちゃ面白いものにして,話題をさらってやろうかなんて考えて見たけど,書くことすら出てこないので,ちょっと無理・・・。

 たとえば,部活だと,ほとんど毎日やっていて,愛媛や東京に行ったり,一般の演武会に参加させて もらったり,学祭に参加したりしたけど,うまく書けないな。

 バイトだと,コンビニ,ファミレス,引越し,警備と色々やった。なかでも, コンビニは,1年間続けて店内のことは大体分かるようになった。でも小遣い稼ぎのためだけに やっていて,自分の能力を上げようと考えていなかったので,何か書くとなると無理だな。

 遊びだと,カラオケ,ボーリング,釣り,ゲームなどに熱中した。特にゲームでは,ストリートファイターⅢ3rdstrikeに熱中した。

 勉強では,2年次の後期にある「社会情報実習D」が自分が決めたテーマにそって,社会情報学科の学生全員から何人かを抽出してアンケートをとって,傾向をみる講義で,面白かった。しかし,評価があまりよくなかったので,これも胸を張って書けない。

 大学では,ありあまる自由な時間を使って,いかに人が「おっ」と思うようなエピソードを作ることができるかが大事なんだと思う。特に,社会情報学科は,他の学部学科に比べて,自由な時間が多いので,その時間をどのように使うかが重要になる。

 就職活動が始まる3年次に気づくのは遅いかもしれないけど,今からでも人に興味を持ってもらえるようなエピソードがつくれるように工夫して成果を出したいと思う。

 このコラムを通して自分が大学で何をしてきたのか, これから何をしていきたいのかがはっきりした気がする。

 皆さんコラムを書いて自分を見つめ直してみませんか?

PAGE TOP