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2007/05/07

第19回

合気道、一緒にやりませんか

頼 本   烈

(岡山県岡山市出身,2005年入学)

 合気道部は常に部員募集中です!!
 と、最後まで読んでもらえないかもしれないのでとりあえず宣伝を。

 そう、宣伝の通り私は合気道部に所属している。入学式のオリエンテーションで演武をされる先輩達を見て「かっこいいな」と思ったことがきっかけだった。そして見学をしようと活動場所に行くと先輩が一言 、「よし!一緒にやろうやろう」・・・。すると、どこからかジャージが出てきて、それを借り、見るだけのつもりがいつの間にか稽古に参加、入部、次の日から稽古に参加 、と今思えばすごい話術だった。

 そこから合気道との付き合いが始まった。うちの流派には試合がない。そのため、基本は自分の級や段位を上げるのを目標に稽古をする。試合がないとはいえ 、うまい先輩方はもちろんのこと、同期の中でも上手い下手はあるし、それがわかるので負けられない、負けたくない、と思いながらやってきた。

 気づけばもう三年目、あっという間だった気がする。

学内に留まらず色々イベントもある。県内外の合気道の道場の演武大会への参加、半田山祭内での演武、また 、年に二回全国演武大会があり、一般の方中心のものと学生中心のものがある。場所は日本武道館・・・「すごいな~」と思った。(田舎者)

 一般の方は、全国より高段者の方が集まっており、言葉では表せないすごいものを見ることが出来る。学生の方も、国際武道大学、防衛大学校、両合気道部など 、同じ合気道部とは思えないほどのガタイである。やっぱ国を守る人は違うな~とか馬鹿な思いを抱いた覚えがある。もちろん他の学生も稽古の成果を演武に生かすために 、様々なことをするのでとても面白いし、会場にパワーが溢れている感じだった。あ~、あとやる気と実力(?)があれば憧れの武道館ライブ(演武)ができますよ。

 合気道をやってきても武道として自分を高めることが出来るし、誰でも出来るので、様々な人との交流を通じて、価値観、経験などを学ぶ、また教えていただけることがあることは 、とても貴重な体験だと思っている。また、サークルとして先輩や後輩、そして同期の仲間たちと、苦労や楽しみを共有してやっていくというのも今しか出来ない経験だろう。

 よく社情は自由だと聞く。自由というのは楽そうに聞こえるが、とても難しいことではないかと思う。与えられている時間としては最大だと思うので、サークル、バイト、勉強 、と何か目標や生きがいを持って自分の“軸”として取り組むものがあれば、とてもいい学科であり、いい学生生活になると思う。私も合気道に限らず 、残りの時間、他の事にもどんどん挑戦していくつもりだ。

 最後に長いこと駄文を読んでくれてありがとうございました。これを機に(?)合気道に興味を持ってくれたあなた、また最後まで読んでくれた暇人(失礼)なあなた 、是非一緒に合気道をやって汗を流してみませんか!!

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