総合情報学部
Internet活用のモラルとマナー
2007.4.10更新 (前回更新 2002.4.26)
「岡山理科大学 情報倫理指針,情報倫理要綱」の下,総合情報学部共通のルールとして,
それぞれの項目について「心がけること」「してはいけないこと」をまとめたものです。
総合情報学部の学生として,常識としてもっておかなければならないモラルとルールです。
● メール(電子メール,E-mail)
- 心がけること
- 用件は端的に。
- 時候のあいさつなどは,極力少なくする。
- 冗長な表現は避け,用件を端的に書く。
- メールのサブジェクトも中身がわかる表現で短く。
- 半角カナや特殊文字(Telや(株)などが1文字で表示されるもの,丸付数字など)は使わない。文字化けして読めなくなる。
- 改行は意図的に行い,1行の文字数を38文字(半角で76文字)以内とする。
- 配信ルートの途中で誰に見られるかわからないことを心得ておく(郵便でいうとハガキと同じ)。
- 個人情報(電話番号,クレジットカードナンバーなど)は極力送信しないようにする。
- こまめなチェックと返信。
- メールは必ず届くとは限らない。そこで,来たメールには,「了解」,「受け取りました」だけでも相手に返事をしてあげると親切。
- メールを読まないとメールサーバに溜まるばかり。1週間に最低1回はチェックして未読メールを溜めないようにする。また,不配で返却されたものがないかもチェックする。
- 添付ファイルを開くときには気をつける。
- 特に知らない人から届いたメールに添付されたファイルは開かない。ウイルスが混在している可能性あり。
- 著作権を考慮する。
- してはいけないこと
- 非常識なメール,相手からの返事に責任のもてないようなメールは送らない。
- 当然ながら,いたずらメールやウイルスが巣くっているメール(添付ファイル)などは送らない。
- 不特定多数に出さない。
- あやふやなメールアドレスのまま送らない。
- 半角カナや特殊文字は使わない。
- 知らない人からのメールは開かない(読まない)。
- チェーンメールを転送しない。
- 「このメールの内容は大切な情報です。あなたの知っている人にすぐに教えてあげて下さい。」といった不幸の手紙タイプのメールが来ても転送しない。また,この手のメールは作らない。
- 大きいサイズのデータを送らない。
● WWWブラウジング(ホームページの閲覧)
- 心がけること
- 時間を考慮してアクセスする。
- 投稿欄やアンケートなどには節度を持って対処する。
- 必要でない限り,投稿欄やアンケートには書き込まない(書き込み欄に書いたものは,そのままホームページに掲載されたり,削除できない場合が多い)。
- 個人情報,重要な情報の書き込みには十分注意する(メールでの注意と同じ)。
- してはいけないこと
- 不必要に長時間利用しない。
- 並行して何台も接続しない。
- 不必要な画像やデータのダウンロードはしない(下の「ファイルのダウンロード」を参照)。
- 投稿欄やアンケートなどには,むやみに参加,書き込みをしない。
- オンラインショッピングはしない。
● ファイルのダウンロード
- 心がけること
- データのある場所を把握し,ネットワーク的に最も近いサイトからデータを入手する。
- ダウンロードしたファイルは(コピーして持ち帰るなどの処理後),ハードディスクから必ず消去する。
- ウイルスの存在に気をつける。
- ウイルスの存在がわかった場合はすぐに削除する。
- 被害が出た場合は,必ず担当教員に連絡する。
- してはいけないこと
- 相手サイトのオフィス時間帯(9:00〜17:00)はダウンロードしない。
- 不必要に長時間利用しない。
- 同時に複数のファイルをダウンロードしない。
- 並行して何台も接続しない。
- ダウンロードしたプログラムなどは,実習室のマシンにインストールしない。必ず持ち帰り,自分が責任の持てるマシンにインストールする。
● セキュリティー
- 心がけること
- パスワードは定期的に変える。
- してはいけないこと
- アカウントは共有しない。
- 他人がlogin名,パスワードを入力しようとしているとき,その手元を見ない。
● 著作権について
- 心がけること
- 基本的には情報にはすべて「著作権」がある。インターネット上の情報を利用する場合も「著作権」を犯さないか,十分配慮する。
- してはいけないこと
- 著作者の意向に反して,画像,文章などを勝手に複写,加工,公開等しない。
● 個人情報の扱いについて
個人情報をホームページに公開したり,電子メールで送信したりすることは,本来は個人の自由ですが,現実の社会では,悪い人によってそれらが悪用される可能性があり,公開したり,送信したりすることにより思わぬ危険に遭遇することになります。したがって,そのことをよく考えて自分で判断し,責任をもつとともに,次の指針を参考にして下さい。
- むやみに個人情報や重要な情報をインターネット上に流さない。
- メールで,パスワードやクレジット番号などを流さない。
- ホームページに,個人の写真やメールアドレス,住所,電話番号などをむやみに公開しない。
- ホームページ上の投稿欄やアンケート回答欄にむやみに答えない(住所や電話番号,家族構成などを入力するところがある)。
- 授業などでホームページを作成する場合は,その授業のルールに従う。
● 快適な活用のために
- モラルやマナー違反の場合
- アカウントを抹消する。
- 悪質な場合は,学則適用の対象となる。
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通常使用では,問題は起こらない。お互い正しいネチケットで快適に利用しよう。
- モラルやマナー違反で被害を受けた場合
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被害者にならないように留意することも大切。
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