社会情報この一品

No.13 「伝統的土器づくり民族誌の調査」 徳澤研究室 (2007.3.27掲載)

2007年1月、タイ国東北部のマハサラカム県モー村を訪問した。目的は、現生の稲作農耕民が保有する伝統的土器製作技術を研究するためである。
写真は、その出国前夜、関西空港近くのホテルで荷物を開梱した様子である。時には、電気・ガス・水道等が整備されていない僻地を旅する。
そのため、40L容量のザックとキャリー一杯に機材を詰め込んで背負うことになる。
ビデオカメラ・デジカメ・パソコン、GPS(全地球測位システム)装置等の調査機材から日用生活品(コンビニなんてありませんから)、
現地インフォーマントへのお土産等で膨れ上がる。(必ず梅干しは持参している!)
徳澤研究室・・・元々、考古学で日本古代の土器作りを勉強していました。ある日、土器を眺めているよりも、アジア地域の土器づくり職人に出会って、取材した方がてっとり早いと思ったのです。こうして文化人類学的調査を行うようになりました。
