研究室訪問 第14回
小林 研究室
| 2005.6.18 ![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]() ![]() |
|||||||||||||||||||||||
![]()
|
先生の研究テーマについて教えてください。考古学ですが,その中でも特に先史考古学を専攻しています。そのうちの一つは石器製作技術の研究で,もう一つは当時の人々がどんな植物を栽培し,食べていたのかということを研究しています。 現在の研究内容について,もう少し詳しく教えてください。
石器製作もそうなんだけど当時の人々が何を食べていたかが極めて興味があるんでそっちの方をメインでやっています。 学生に対してやっていることがまさに理系と文系の接点の領域です。したがってあまり家ではできません。とにかく学校に出てきてワイワイ言いながら作業に打ち込む子が望ましいですね。当ゼミ生達はゼミ室が生活の中心みたいですね。結構きたないけど落ち着くらしい(笑)。高校で勉強が嫌いでも,当ゼミに入ってから興味を持つ子もいるので,勉強ができるできないは関係ないです。いち早く興味を持つか否かですね。毎日のように新しい発見があるので,やりがいがある分野です。 情報機器を利用して,どのようなことをされるのですか?
主には計測ですね。ビデオミクロメータなどの計測機器を利用して,顕微鏡から送られてくるイネ科植物のプラント・オパールの画像などの幅や厚さを計測し,統計処理しています。例えば,弥生時代と大正,昭和のイネプラント・オパールのかたちがどういうふうに変化していったかなどを統計処理しています。その他にはデジカメなどを利用してパソコン上で石器画像処理しています。デジカメのさまざまな画像を,処理加工ソフトやDTP出版ソフトを駆使して,ゼミ室紹介PR用映像等も作成しています。 |
||||||||||||||||||||||
バックナンバー | 社会情報学科のトップページへ | |||||||||||||||||||||||