研究室訪問 Part 2 | 井上 研究室  |  2006//

研究のテーマは?

  環境を研究しています。環境の研究の中でも政策について。社会的に、環境の問題に対してどのように対処するか、対応するのか、どのように解決すればいいかということを考える「環境の政策」が研究のテーマです。

今後、日本がしていくべき環境政策とは?

 環境の保全のために日本は世界一がんばっている国である、環境汚染物質や廃棄物などによる環境負担を一番減らしている国であると言われるような政策をとらなければならないと思います。日本は自動車排出ガスや廃棄物をもっと減らすこと、また、温室効果ガスを少なくすること、資源をできる限り循環利用すること、開発途上国に環境分野の協力をすることが必要です。開発途上国において環境に対する価値観を高めていくように協力をすることは最も重要です。

昔と今の岡山。どちらが、住み心地がよくなりましたか?

 難しい質問ですね。今のほうが町が洗練され綺麗になったと思います。便利になり、情報が非常にスムーズに、正確に手に入るようになったと思います。一方、昔より人と人の関係がバラバラになるというか、気持ちを通じさせることが出来にくくなっていると思います。

井上先生がゼミ生・生徒に望むこととはなんですか?

 「考える力」を養ってもらいたい。そして、「周りの人を理解する力」を養ってほしい。さらには、「相手が誰であれ人を愛する人」になって欲しい。この三つです。だんだん年を経るごとに、経験を重ねるごとに、この三つのことを深めていくということが大切だと思っています。

先生の趣味を教えてください。

 ゴルフかなぁ。年に数回しかいかないけれど。
 あとは家内とドライブに行くことかなぁ(笑)。たまの休日には二人で山に行って、コンビニで買ったお弁当を食べたりしています。

今年はお花見に行きましたか?

 三年生と四年生、大学院生とで後楽園に行きました。ビールと焼肉を持ってね(笑)。

井上ゼミは仲がいいですか?

 みなさん心が通じ合っているように思います。高校までの友達は気の合う人が多かったのではないでしょうか。大学生としての友達は気が合うだけでなく、互いを理解して、その上で仲良くなってくれることを期待しています。

ゼミの雰囲気はどんな感じですか?

 少し緊張感があります。私も質問をするし、ゼミ生諸君にも必ず質問をするように言っています。そうして、お互いに理解しようと議論を交わしています。

奥さんの料理で一番好きなものはなんですか?

 煮しめですね。お正月に作る料理で、小芋やにんじんや油揚げ、それに家内のものは大豆がいっぱい入っているんです。その大豆がまた柔らかくておいしいんですよ。
 

  井上 堅太郎 教授 
プロフィール
出身県 岡山県
血液型 O型
星 座 しし座

研究テーマ

 ・ 環境政策
 

担当講義
 
  • 環境と社会
  • 日本の近代化と環境
  • 環境管理
  • 環境政策
  • 環境情報・環境アセスメント
  • 社会情報研究
  • 卒業研究

 
卒業研究のタイトル
●「岡山県美星町の光害対策について、地域の光害対策の取り組みとそれが地域内外に及ぼした効果について」
●「中国および吉林省の環境政策の形成過程に関する研究」
●「東京都における浮遊粒子状物質の動向と東京都環境確保条例によるディーゼル微粒子規制の効果について」
●「GISを利用した環境情報の表示方法の研究」
●「日本における携帯電話のリサイクル等に関する研究」
●「日韓の環境に対する国民世論の変遷について」
●「鞆の浦の景観と町並み保存に関する研究

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