大学院の中間発表会(2019年度第1回)が行われました
総合情報研究科 社会情報専攻(修士課程)の院生による中間発表会が行われました。発表者は,1年次生2名,2年次生2名の計4名です。
最初に,専攻長の村松先生から開会の言葉がありました。
トップバッターは,上村真穂さん(1年次)。「価値共創と地域の活性化」というタイトルでの発表です。池田動物園を事例にして,地域の活性化をするための原理原則を明らかにしていこうというものです。
次は,中国からの留学生の申ブン捷さん(1年次)です。「消費プロセスにおける顧客の行動に関する研究-生活世界とマーケティングの接続に向けて-」というタイトルで,顧客起点で,生活世界とマーケティングの接点を見出そうという研究です。
3番目は,2年次生の伊藤颯大君。「マーケティングリサーチにおけるネットワーク分析手法の活用」という発表です。ネットワーク分析を活用して,消費者グループや商品グループの分析をしようというものです。
最後は,2年次生の塩谷 錬君。「東南アジア・オセアニア地域の同盟政策の再検討」のタイトルで,中国のパワーが東アジア地域の同盟に与える影響を考えるものです。
聴衆は,専攻の全教員と博士課程の学生,それに大学院の研究に興味をもつ学部生を合わせて20名ほどで,それぞれの発表の後には,質疑応答がありました。院生の研究ということで,どの発表にも多くの質問や内容に関するコメント,さらには修士研究へアドバイスがなされ,充実した発表会となりました。
自分たちの最終目標を見据え,しっかりと研究成果を出してほしいと思います。