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教員プロフィール

大藪 亮

教授
Akira Ohyabu

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研究室訪問
専門分野から
ohyabu
A1号館7階[配置図]


担当科目(学部)
  • 流通ビジネス
  • 情報システム
  • 市場行動
  • 経営組織
  • サービス経営
  • 国際ビジネス
  • 社会情報実習α
担当科目(大学院)
  • マネジメント特論
専門分野
  • マーケティング
  • 消費者行動
研究内容

私は,マーケティングを中心に研究しています。現在は,価値共創をテーマにして研究に取り組んでいます。例えば,企業と消費者のコミュニケーションについて調査したり,顧客の消費経験に企業がどのように関与していくのかについて関心を持っています。
現代は,企業同士の競争も激化し,消費者の価値観も多様化しています。そのために「綿密な市場調査を行ない「これは売れる!」と思った製品が全く売れない・・・逆に,思いもよらない製品がヒット商品となる」ことは珍しいことではありません。私の研究や講義は,そのような不思議な現象の本質をどのように理解することができるのかについてアプローチしていくことを目的としています。皆さんがイメージしているような「マーケティング=販売促進」は,マーケティングのほんのごく一面を捉えているに過ぎません。実は,マーケティングはもっと奥深く面白いものなんです。

価値共創,マーケティング,消費者行動
ゼミに来てほしい人材
  • 企業経営やマーケティングに興味関心を持っている人
  • 読書に多くの時間を費やすことができる人
  • 時間や約束をきちんと守れる人

在学中にしてほしいこと
  • 読書・・・読書をすることで世界が広がります。読書をすることで筆者の経験を疑似体験することができます。読書をすることで,自分が如何に何も知らないかを知ることができます。沢山の本を読みましょう。皆さんの将来にとって必ず役に立ちます。
  • 出会い・・・同年代の友達だけでなく,積極的に色々な人と話をしましょう。運良く「こんな人になりたい」という人と出会うことができたら,「あの人だったら,どう考えるだろう,どんな行動をするだろう」と自分に問いかけながら行動して下さい。そのプロセスが皆さんを成長させてくれます。
お勧めの本
  • 井上崇通・村松潤一編著(2010)『サービス・ドミナント・ロジック:マーケティング研究への新たな視座』同文舘出版 - 幅広い分野で近年注目されるサービス・ドミナント・ロジックについて日本で初めて解説・議論した一冊です。
  • 楠木建(2010)『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』東洋経済新報社 - 優れた戦略について「ストーリーづくり」をキーワードに論じています。本格的な経営学の本でありながら,読者に問いかける様な文体で非常に読みやすい本です。
  • マット・リドレー(2010)『繁栄:明日を切り拓くための人類10万年史(上)(下)』早川書房 - 人類がなぜ発展してきたのかについて,石器時代から現代までの人類の歴史を俯瞰・分析しています。文明がどのように生まれたのか,商業がどのように生まれたのかについて描かれています。
所属学会
  • 日本商業学会
  • 日本消費経済学会
  • 日本流通学会
主な著書
  • 大藪亮(2010)「S-Dロジックと価値共創フレームワーク」井上崇通・村松潤一編『サービス・ドミナント・ロジック:マーケティング研究への新たな視座』,同文舘出版,151-164頁.
  • 大藪亮(2010)「市場志向研究の本質と顧客起点研究」村松潤一編『顧客起点のマーケティング・システム』同文舘出版,93-112頁.
  • 大藪亮(2010)「小売企業における市場志向概念の一考察」『流通』,No.26,51-57頁.
  • 大藪亮(2011)「消費者観の変化とマーケティング:能動的な消費者とは」『日本消費経済学会年報』第32集,105-112頁.

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