【 答え 】
答えは、
2
の「
線状降水帯
」
【 解説 】
激しい雨を降らせる積乱雲が同じ場所で次々と発生して線状に連なる現象で、幅20〜50km、長さ50〜300kmもの帯の下で大雨が続く。梅雨時の西日本で典型的な気象現象だが、7月の九州北部の豪雨は、日本海側の高気圧と太平洋側の高気圧に挟まれた梅雨前線に、太平洋高気圧から暖かく湿った空気が、福岡・佐賀県境にまたがる脊振山(せふりさん)付近でぶつかり上昇。発生した積乱雲は偏西風で東へ流され、そこに新たな積乱雲が発生して流れるということを繰り返した。まるでビルが林立するように積乱雲が連なる「バックビルディング現象」による線状降水帯が大被害をもたらした。
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