株式会社天満屋 岡山店外商部
自身のできること、したいことが不明瞭であったため、進むべき道(進路)が本当に正しいのかわからなかったこと。
経済、歴史、情報処理などの知識を幅広く学ぶことができるということを聞き、今後の進路探しを目的として選択しました。
フットサルサークルに所属していました。練習試合などは、学生問わず、老若男女さまざまな年代の方たちと接する機会が多く、多種多様な意見や考え方に触れ合えたのは、今思えば貴重な経験だったと思います。
もともとマーケティングという分野に興味があり、講義内容の中で、世の中、売ろうとした商品が売れず、まさか、これが、と思うような商品が大ヒットしたりというようなことが起きており、しかもその現象が少なくないことを知りました。初めは、その【なんでだろう】【知りたい】という探求心で、ゼミのドアを叩いたのが始まりです。
ゼミ指導では、「視点」という言葉を重要視していました。たとえば、ある商品を研究するにあたっても、それを消費者視点なのか、販売者視点なのか、それとも製造者視点なのかで全く違った研究内容になってしまいます。初めゼミでは、その視点を意識しながら書籍や論文を読み、著者が何を伝えたいのか要約して、それを人に発表することをしていました。それを繰り返すことにより、人に伝える力を学んでいきました。
『東京ディズニーリゾートにおけるマーケティングの可能性 ~女性が持つキャラクターグッズの観点から~』です。日本一のテーマパークと言っても過言ではない東京ディズニーリゾート。そのリピート率の高さの要因、原因を、女性が所有しているディズニーのキャラクターグッズが関係しているのではないか、という今までなかった新たな観点で研究した内容になっています。
さまざまな経営の論文や研究を学んで、仕組みについて知ることで、会社における問題や事象を経営者の立場から考える思考方法が身につくことが一番の面白さだと思います。
まず、就活をするにあたって、活動の軸を決めました。私にとって、それは『人と触れ合う仕事』でした。しかし、人と触れ合う仕事といっても、ディーラー、ドラッグストア、ホテル、スーパー、記者などさまざまあります。手当たり次第に面接に臨んではいましたが、就活も中盤に差し掛かると、どうも上手くいきません。そこで、就活サポート(キャリアセンター)の方に相談しながら、やりたい仕事のイメージを明確化していき、最終的には、最上級の接客ができる職と生まれ育った岡山に貢献したいという2つの軸になりました。明確な軸を見出していくことで、面接においても思い描くビジョンをストレートに伝えることができたと思います。
卒業論文の題材にした「東京ディズニーランド集客人気の理由」が役に立ちました。その運営において重要視していたホスピタリティ(おもてなし)という考え方が小売業の就職面接においてアピールできたと思います。
(ホスピタリティ=型にはまりきったマニュアルの接客ではなく、マニュアルも踏まえた上でさらに自ら考え柔軟に対応できる接客力)
外商部という部署に配属しています。継続して高額なお買い物をしていただいたお客様に付き、そのご家族の誕生日、記念日、祝い事などのライフイベントはもちろん、一人ひとりの趣味嗜好など全てを把握して、お客様の御用聞きに徹します。そして、商品のご提案を通して、上位顧客様たちの生活を充実していただくことを目的として活動しています。
販売においては、商品の説明をお客様にわかりやすく、簡潔に話さなければなりません。ゼミでプレゼンを何度もして培ってきたことで、今、その力が生かされているのかもしれないです。
経営学を学んだからといって、すぐに社会で成功はしないです。しかしながら、経営学を学ぶことによって、経営者のように考えることができるようになります。その考え方は、企業就職したときに必ず役に立つことです。ぜひともたくさん学んで、たくさんの考え方に触れてください。
【高校時代】
【大学時代】