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くろだ・まさひろ


【出身】
岡山県


【委員など】
入試広報部 次長 日本行動計量学会 広報委員 など


【所属学会】
日本統計学会 日本計算機統計学会 日本行動計量学会 応用統計学会 計量生物学会 など


【関連Webページ】
学科教員紹介ページ(黒田先生)
研究室訪問(黒田先生)

先生の専門は,欠測値を含むデータの統計的解析(計算機統計学)と統計的データ学習の研究。
学外では,日本行動計量学会の広報委員として,学会Webページのメンテナンスをされている。
学内では,学科の教育研究活動の他,今年度(2007年度)4月より入試広報部次長という要職に就かれている。
入試広報部とは,入試全般を担う「入試」業務と,社会へ向けて大学の情報を発信する「広報」業務の双方を管轄する部署である。具体的な「入試」業務とは,どのような入試を実施するか,合否判定はどうするか等を検討することが主であり,これらに関する対外的な窓口を担当している。「広報」業務は,大学でのさまざまな教育研究活動を社会へ広く発信すると共に,メディアからの問い合わせに対応したり,高校生対象の大学訪問や出張講義の際に入試制度や学科に関する説明を行ったりする。入試広報部の1年は,まず4月から9月まで高校生に理科大学をよく知ってもらうための広報活動,そして10月から翌年3月まで入試業務が主となる。

このインタビューを行った12月には,AO入試,特別推薦入試,推薦入試が終了していた。オープンキャンパス(6月・8月・9月)や10月から始まった年内入試で多忙を極めておられたが,実は,入試業務については,1月から始まる一般入試が最も忙しいとのこと(まだその業務を経験していないので,どのくらい忙しいのかわからないそうだ)。
入試広報の仕事で大変なことは,「決して間違えてはならない」ところだという。そのためは,事前の勉強が必須で,間違ったことを言わないように(受け手の誤解も招かないように)ニュアンスにも気を遣いながら,慎重に話すようにしているそうである。 たとえば,オープンキャンパスの入試相談コーナーで説明をした際,入試内容の説明など細かい箇所まできちんと理解してもらえているかどうか,また,進学説明会で7校の高校を回り,高校生に大学の説明を行った際も,大学とはどのような(意味がある)場所で,どのような勉強をするのか,将来どのようなことができるのか等を,できるだけ高校生にわかりやすく,噛み砕いて話すことを心がけたそうである。高校生と直接話ができる場なので,多くのことを伝えることができる一方,日頃話す機会が少ないため,大学生とは違う反応があって(それはそれで面白いのだが),うまく理解してもらえず,苦労することも多々あったそうである。
入試広報部次長となられ半年以上が経ったが,任期はまだ1年と少しある。その間,一人でも多くの高校生に岡山理科大学の良いところをたくさん知って興味をもってもらい,本学に入学したいという学生を増やせるような広報活動に力を尽くしたいと,最後を締めくくってくださった。
(黒田先生は,大学の学生部次長として4年勤められた経歴ももつ。今後のご活躍がさらに期待されるところである。)


オープンキャンパス・入試相談コーナーにて

2008/02/14
取材・文・撮影:宮本将司(04生)・塩本達也(06生)

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