研究室訪問 第5回  木村 研究室  |  2005.11.9 
木村 邦彦 助教授
プロフィール
出身県 香川県
血液型 A型
星 座 おとめ座
好きな言葉 誠実

研究テーマ
 ・ マスメディア論

担当講義

  • 情報メディア論
  • 情報社会論
  • コミュニケーション論
  • マスメディア論
  • 社会情報研究
  • 卒業研究

 
卒業研究のタイトル
地上デジタル放送の幕開け−岡山のテレビ放送の新時代−
岡山市岡輝中に開講したユニークな「シニアスクール」
理想の図書館作り−島根県安来市の取り組み−
ポイントカードにより地域活性化の考察
市街地における自転車の有用性−「岡山であるからこそ」考える道−
岡山におけるスポーツ振興の可能性
岡山市沢田地区におけるカントリーウォークの提案

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今まではどういったことをなさっていたのですか?

  理大に来るまでは毎日新聞の記者でした。大半を編集制作センター(昔の整理部)で過ごしました。その日の新聞を作る最終関門の部署で,ニュースの取捨選択からレイアウトなどが仕事です。最後にいた大阪本社特別報道部ではコラムや企画ものを書いていましたが,若い部員は主として調査報道をやっているところです。

先生の講義は?

 編集制作センターというところは,一瞬で判断しなければならないこともあり,いろんなニュースを頭に入れておく必要があります。新聞を中心にした,メディアの流れやメディアが抱える課題などをタテ糸に,日々起こる事件や事故,話題などをヨコ糸にして講義しています。
 今,メディアを取り巻く状況は厳しく,活字離れも激しい。調査したところ今の大学生の新聞閲読時間はわずか十分程度です。この時間では見出ししか見ることができません。まず新聞を読んでほしい。新聞にはいろいろな題材が散りばめられていますので,読んで,さまざまなことに興味を持つきっかけにしてほしいですね。

岡山については?

 毎日新聞社に入った最初の赴任地が岡山でした。約三十年前ですが,岡山支局に四年いましたから,岡山のことは知っていますし,知り合いもたくさんいます。しかし岡山は変わっていないですね。
 家は奈良にあるのですが,岡山にも住居を構え,家内もこちらにきています。彼女に言わせると,結構世話のかかる旦那だそうですから。

先生の経歴は?

  出身は香川県で,大学時代は東京で過ごしました。毎日新聞社に入ってからはずっと大阪管内でした。大学では理学部で生物学科に属していました。大学院に入ったところで毎日新聞社を受験しましたので大学院は中退しました。当時としては,理系から新聞記者になった変わり者として,見られていました。

先生の趣味は?

 いろいろありますが,新聞記者だったせいか,写真が好きです。最近は重いカメラよりもデジカメを愛用しています。花の写真が好きで,山に行ったり,散歩したりして,野草を撮って楽しんでいます。また,編集制作センターは時間が不規則で夜の仕事が多かったので,太陽の下,屋外でウロウロしたいなと思い,家の近くの農家の方に畑を借りて耕していました。時折,農家の方から作物をほめられて,自分では,プロ級と思ったりして…。今も畑の作物を見ると四季を感じます。

先生の扱った事件等のエピソードは?

 阪神大震災のことはよく覚えています。前夜から社内にいましたので,そのまま号外を出したことは忘れられない経験でした。バタバタした経験は,他にいくつも・・・。
 

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