学生生活

  1. ホーム >
  2. 学生生活 >
  3. キャンパスライフ >
  4. 第64回地域分析研究会

キャンパスライフ

2016/03/21

第64回地域分析研究会で大学院生2名が発表,奨励賞を受賞しました。

2016年3月12日(土)に,第64回地域分析研究会が,日本行動計量学会岡山地域部会(第59回研究会)と岡山統計研究会(第159回)との共催で,開催されました。
社会情報学科では,「地域分析」を共通テーマとして,各領域での研究を他分野と横断的に研究・討論を行う研究会として,この地域分析研究会を年4回程度行っています。

例年,この時期は,学生たちが日ごろの研究成果を披露すべく,学生セッションを行っています。今回も島根県や広島県からも発表への参加があり,全11件で,発表内容やプレゼン力について競いました。
社会情報からは,博士課程2年生の片山浩子さんと,修士2年生の吉長君が参加しました。
片山さんのテーマは「ポートフォリオ分析への項目反応理論からの接近」。満足度の調査などの限界を克服するために,テスト項目の評価に使われる項目反応理論を適用し,ポートフォリオ分析と同等の,あるいはそれ以上の結果が得られるかを評価しようとする研究でした。
吉長君のテーマは「レビューテキスト情報を用いたユーザー評価値の推測」。「Yahoo映画」のレビュー文と評価ポイントの関係をテキストマイニングや回帰分析を使ってデータ分析し,新たな訪問者や映画製作者に有益な情報を提供しようとする研究でした。
続いて,本学総合情報研究科の情報科学専攻の大学院生が3名(4名の予定でしたが,1名インフルエンザでした),島根大学大学院生が3名,広島大学大学院生が2名の計11件の発表がありました。発表タイトルなどは,第64回地域分析研究会を見てください。
そして,特別講演として,総合情報学部情報科学科の山本英二先生に,「因果推論入門」のタイトルで講演をいただきました。


世話役の黒田先生の開会の言葉
 
 広島,島根からも参加

片山さんの発表
 
 片山さんの発表

吉長君の発表
 
 吉長君の発表

山本先生の特別講演
 
 山本先生の特別講演

日ごろの成果を披露するとともに,お互いの研究の様子や発表の仕方などを学び,よい刺激が得られる会となっています。
厳正な審査により,優秀賞,プレゼン賞,奨励賞が送られました。社会情報の2名は,奨励賞をいただきました。

大学院生は研究が主となりますが,こういった発表の場を通じて,よりよい研究成果をあげていってほしいと思います。

文・写真:森 裕一

PAGE TOP