岡山理科大学総合情報学部社会情報学科研究会


 

第35回研究会 案内

 

 ◇テーマ  三国志の世界

 ◇日 時  2010年12月20日(月) 16:30〜18:30

 ◇場 所  岡山理科大学 21号館 7階 会議室
          岡山市北区理大町1-1


<拡大>

 

  キャンパスマップの青の[21]です。
ロータリー奥の赤い鉄橋を渡って,25号館に入ってください。
エレベータで1階まで降り,外に出て,21号館へ移動してください。
21号館に入って左に進むと,左手に会議室があります。

 ◇プログラム

   

コーディネーター・司会:志野 敏夫(岡山理科大学)

 

16:30-17:15   熊代裕(岡山理科大学大学院総合情報研究科社会情報専攻)
  「曹操政権と名士の関係について」

講演要旨:
隋唐期の貴族の源流は後漢末の名士と呼ばれる存在であった。名士は儒教的価値観を持って曹氏と対立し、クーデターを起こしたと考えられてきた。しかし、曹操政権時代から曹氏と名士は利害関係で結ばれており、両者が対立関係にあったとは一概に言えないのではないかと考えた。そこで代表的な名士である荀ケの死について調べるといくつかの問題があることがわかった。曹氏と名士の関係について荀ケと他の名士の関係から考察してみたい。

 

17:15-18:00   志野敏夫(岡山理科大学総合情報学部社会情報学科)
  「陳寿による『三国志』の描かれ方」

講演要旨:
正史『三国志』は、卒業論文でも人気のあるテーマで、何人もの学生が取り上げてきた。そうした際、最初に彼らが考えることは、『三国志演義』で作られた「イメージ」と、正史に書かれている「実像」は違っているはずだ、ということである。ところが研究を進めると、登場人物に対する「イメージ」の多くが、実は正史を書いた陳寿の人物評価に強く影響を受けているようなのである。今までの卒業研究をもとに、陳寿がどのように『三国志』を描いたかを見ていく。

 

18:00-18:30

 

フロアを含めた総合討論

 ◇参加費  無 料

■ 連絡先

    徳澤啓一(社会情報学科 地域分析研究会世話人)
      E-mail: tokusawa

      岡山理科大学 総合情報学部 社会情報学科
      〒700-0005 岡山市北区理大町1-1
 

地域分析研究会のトップページへ

社会情報学科
総合情報学部
岡山理科大学
-------------------------------------------------------------
2010.12.08更新
Copyright (C) 2005-2010 Dept. Socio-Information, Okayama University of Science