集計方法

アンケート用紙の管理

集めた回答用紙に番号をつけておく。これは,データ入力した後に元の回答を参照しやすくするためである。

Excel への回答の入力

第1列

回答用紙につけた番号を入力する。

第2列目以降

アンケートの企画にしたがって,回答の尺度ごとに最適な入力を行う。

量的データ (間隔・比例尺度)・・・ その値を入力する。

質的データ (名義尺度と順序尺度)

  • 単数回答 ・・・ コード番号を入力する。
  • 複数回答 ・・・ 次のいずれかの入力方法をとる。
    • 選択肢1つに1列使い,その項目が選択されていたら1,選択されていなければ0(または空欄のまま)を入力する。
    • 回答数の最大数分の列を用意し,選択されている選択肢コードをそのまま順に入力していく。

無回答や欠席の処理 ・・・ 選択肢コード以外の番号を割り振る。たとえば,無回答は99,欠席は空白などとする。なお,無回答と欠席を同じコードにすると,正しい回答者数が出ないので,必ず別のコードを割り振ること。

入力例

集 計

データの流れと尺度

単純集計(1変数)

量的データ

  • 平均,標準偏差,最大値,最小値などを求めて,わかることを考察する。説明
  • 度数をカウントする。説明

質的データ ・・・ 度数をカウントする。説明

複合集計(2変数以上)

2つの変数を関連させて集計する。たとえば,

  • 質×質:性別に集計 ->  クロス集計(-> χ2検定)説明
  • 量×量:散布図 説明
  • 質×量:性別,使途別の使用金額平均などができる。説明

結果の視覚化

表やグラフなどに表し,傾向を把握する(上記の結果もうまく視覚化するとよい)。説明

検 定

必要ならば,検定などを行い,より深い考察を行う。

 

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